石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

平穏な石狩河口に海獣あらわる

モエレ沼公園でクロカンスキーをした後、一休みして、石狩河口に出かけました。

もちろん、行きと帰りに、防風林にも立ち寄りましたが、何の変化もありませんでした。

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毎日のように吹雪が吹き荒れ、防波堤を超える大波が打ち寄せていた石狩河口が、まるでラグーン(サンゴ礁)のように穏やかです。暑寒別を臨む山々も、午後の陽光を浴びて、映画のような美しさです。

オジロワシの姿はまったく見えませんが、流氷の上に、よく太ったアザラシが2頭いました。去年の今頃も、極寒の石狩河口で、ゴマフアザラシを2頭見た記憶があります。

眼がいいのか、それとも、聴覚がいいのか、500m以上も離れているのに、車の中から撮影している、こちらのことが気になるようです。

2頭は、てっきり夫婦かと思いましたが、Youtube視聴者からのアドバイスで、堂々とした母親と、まだ経験不足の子供である可能性も、捨て切れません。

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Youtube の動画を検索すると、ゴマフアザラシを撮影したのは、丁度1年前の、1月11日でした。同じ個体かどうかは、分かりません。

抱卵本能が壊れているBig Bearの白頭ワシ

Big Bearの白頭ワシに、2個目の卵が産まれました。

最初の卵は、ご存知のように、すでにカラスに食べられています。

にもかかわらず、このざまです。抱卵本能が壊れている、としか考えられません。

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雌雄で抱卵の交代がうまく行かず、雄の運ぶ餌が不足するため、雌がまともに抱卵できないようです。ペアの相性が悪いのは間違いありません。

この様子では、留守中にカラスに食べられなくとも、卵の中の胚発生が進まず、孵化することはないでしょう。昨年の抱卵と同じようなパターンです。

少しでも雪が降れば、万事休すです。

河口のオジロワシと思いがけない場所で出会う

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日中でもマイナス10℃の石狩河口に着くと、例の無神経な探鳥家が車を移動するところでした。

石狩川河口部は、極寒にもかかわらず、水面は広くあいています。

しかし、連休で人出が多く、オジロワシの姿は全くありません。

堤防を引き返す時、無神経な探鳥家の車が、排雪場の近くに停まっているのを見ました。もちろん、ここにも、オジロワシの姿はありません。

帰途、思いがけない場所で、河口のオジロワシ夫婦と出会いました。

雌はすぐに飛び立ちましたが、近くに雄がいたので、車の中から撮影しました。500m近く離れています

クロカンスキーに防寒着は不要

昨日は、やや風はあったものの、-4℃の快晴で、前回より5℃も高い気温でした。

そこで、思い切って、ウインドブレーカーを着ない、という実験をしてみました。

前回は、冬用のウエアから秋用のウインドブレーカーに変えましたが、それでも汗が出ました。

今回は、長袖、長パンツの下着の上に、上は通気性のセーター、下は息子たちが学生時代に着たジャージを履いて走りました。

ただし、-4℃の向かい風が顔に直接当たるのは辛いので、中世ヨーロッパの鎧武者がかぶっていたような防寒頭巾を、頭からスッポリかぶりました。

結果は正解でした。最初はやや寒いような気がしたものの、体温は上がらず、汗も出ませんでした。通気性のセーターは無用で、上下ともジャージでOK。クロカンスキーに防寒着は不要、という結論が出ました。

むろん、走り終わって車に戻ると、暖かい防寒具を身にまといます。

1年前、300名山を踏破した、私より僅かに年上の女性登山家から、低体温症を防ぐには、汗をかかないように歩くのが登山の常識です、といわれた時、嘘だろうと思いました。汗をかかずに山登りができるわけがない、というのが私の常識だったからです。

実は、あの時から、汗をかかずにクロカンスキーをするというのが、密かに私の宿題となっていました。今回の実験で、宿題の答えが出たということです。

私の投資顧問はルネ岩田氏

今年の大河ドラマは、「株式会社」を日本に初めて導入した渋沢栄一が主人公です。

このことを知った時、私は、2021年の日本は大株ブーム大投資ブームとなるだろう、と子供たちに予言しました。

その際、同時に、ぜひルネ岩田氏YouTube動画を見るように、と子供たちに勧めたものです。

何故か。

それは、子供を教育する過程で、貯金や投資の大切さについて教育してこなかったことを、深く反省したからです。反省するきっかけも、ルネ岩田氏の動画でした。

そして、ルネ岩田氏こそ、親に代わって金融リテラシーを教える、理想的な教育者と確信したからです。

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実は、ルネ岩田氏の動画を見始めたのは、昨年10月からです。猛禽類の動画に交じって、YouTubeが勝手に推薦してきた中にあったのだと思います。

衝撃的でした。

1.取っつきにくい投資理論を、お笑い芸人の特技を生かして、きわめて分かりやすく説明します。

2.投資に関する本の読み方がきわめて真摯です。必ずメモを取りながら読み、数ページにまとめます。

3.何よりも、親の顔を見てみたい、と思うほど倫理道徳的にクリーンな印象をあたえます。

私が中学高校の社会科担当教員なら、ルネ岩田氏に、バフェットの話しや「隣の億万長者」の話し、そしてご自身のこれまでの人生について、全校生徒の前で講演してくれるよう、交渉するでしょう。

彼はプロダクションに属していないので、講演料は安いと思います。

私は、自信をもって、中高の先生方にルネ岩田氏を推薦します。

ただし、投資と同じように、ルネ岩田氏に講演依頼をするかどうかの判断は、自己責任でお願いします。

統廃合がキーワード

今朝の読売新聞に、菅内閣の政策顧問?でもあるデービッド・アトキンソンさんのインタビュー記事が掲載されています。

私は、数年前から彼の主張に共感しています。

平成の30年間、完全に成長を止めた日本経済を復活させるには、全企業の99%を占める中小零細企業の生産性を高めるしかない。

そのためには、労働者の最低賃金を先進国並みに大幅に引き上げ、時給を1000円以上にして、中小零細企業の統廃合を促進するしかない、というのです。

大賛成です。

菅内閣が進めようとしている、地方銀行の統廃合は必須です。

そればかりではありません。池田氏の論文によると、80%のベッドが空いているのに医療崩壊寸前となるのは、医療機関の統廃合が進まず、コロナに対応する能力のない、ちっぽけな病院が多すぎるからだといいます。

大学など教育機関の統廃合も必要でしょう。そうして教育研究のレベルを高めるべきです。

農業も統廃合によって大規模化・工業化し、AIや自動運転のトラクターを使い、生産性を高めるべきです。

日本には、統廃合によって、生産性と質の向上を図るべき分野が無数にあります。

子育てする資格のないBig Bearの白頭ワシ

南カリフォルニアのBig Bearで、1月7日に産まれたばかりの白頭ワシの卵が、カラスに食べられてしまいました。

なんと馬鹿なワシでしょう。これほど馬鹿なワシを、見たことがありません。この先、すぐにまた産卵するでしょうが、Big Bearの白頭ワシに子育てをする資格はありません。

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Big Bearの白頭ワシは、昨年も抱卵に失敗しています。抱卵本能が、どこか狂っているようです。

昨年は、大雪の中、卵を1時間以上も雪の中に放置して、殺してしまいました。

今回も、カラスがいる環境で、卵を放置して巣を空けており、ヒトに例えれば、カンカン照りの日中、締め切った車に赤ん坊を残して、ギャンブルに熱中するようなものです。