石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

バード・ウォッチャー(BW)の敵はBW

土日は、平日けんめいに働いている現役の人々の楽しみを優先し、リタイアした人は平日に楽しむべし、という信条にもとづき、金曜日の今日、気合を入れて、いつもよりやや早めに、モエレ沼の狩場につきました。ブログのご夫妻は、1時間も前から、いつもの定位置に陣取っています。

ご夫妻が到着されたとき、狩場には2羽のオジロワシがいたけれど、対岸の堤防を人が歩いたため、ワシは狩りを始める前に飛び去ったといいます。ワシが戻ってくるのを、ひたすら待つしかありません。しかし、私には、悪い予感がありました。私が到着したとき、狩場には、2つがいのミコアイサがいて、潜水を繰り返していたのです。

それでも、1時間半、オジロワシを待ちました。そのとき、対岸の堤防を、狩場に向かって歩くグレーヘアの男性に気づきました。肩から、長い望遠レンズの付いたカメラを下げています。私たちと同じ、リタイアしたバード・ウォッチャー(BW)です。カメラと三脚を片付けながら、BWの敵はBW、という格言が私の頭をよぎりました。