アオサギも繁殖シーズンが近いらしく、餌取りの動きが活発です。いつもは互いに遠慮して一カ所に集まらないようにしているアオサギが、狭い狩場に集中しています。
地元の人と話したとき、昔は、金色の観音像に近い水門の水面が広く、ワシもそちらに多く集まっていた、ということでした。証言者は一人なので、真偽のほどは不明ですが。現在は、小学校に近い水門が、主な狩場となっています。
小学校の給食などのおこぼれが、水門から流れ込むと、それを餌に小魚やプランクトンが繁殖し、それに引き寄せられて雷魚などの大きな魚が集まる、という図式を頭のなかで描いたものです。
しかし、今日のところは、数10分間、双眼鏡で注視しても、ビデオに撮って再生しても、何かをつついたクチバシに、ピチピチと暴れる小魚は見られませんでした。アオサギの狩りも、それほど簡単ではないようです。