昨日は、心無いバードウォッチャーの出現で不愉快な思いをしましたので、今日は、朝食をたべて直ぐに出かけました。石狩川には、まだ、バードウォッチャーの姿はなく、川を臨む木に、2羽のワシが止まっています。
車の中に三脚を立て、カメラをセットしていると、堤防をバイクが近づいてきて、私の車の横を通り過ぎる時、一羽のワシが驚いて飛び去りました。しばらくは、一羽残ったオジロワシの若鳥を観察していましたが、そのうち、先ほどのワシが戻ってきました。羽の色はやや褐色ががっていますが、明らかにオオワシの幼鳥です。
オオワシの若鳥が戻ってきたので、ことによるとオオワシの狩りが見られるかも知れない、と期待がいやがうえにも高まります。しかし、2時間待っても何の動きもありません。最後の1時間、車を100メートルほど移動し、ワシの止まっている木からやや離れますが、灌木に邪魔されず、横から狩場がよく見える位置に、車をとめました。
急に、オジロワシが止まり木から、狩場の雪面に飛び降りました。オオワシではなく、オジロワシの狩りが始まりそうです。すぐに、石狩川の対岸からオジロワシが一羽飛んできました。あれよあれよという間に、オオワシの成鳥まで現れたのです。
録画スイッチを押したとき、もう一羽、オオワシの成鳥が飛来し、たまりかねたように、近くの木に止まっていた幼鳥も、雪面に飛び降ります。オオワシ3羽、オジロワシ3羽の大集結です。
