石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

大型のソウギョか鯉を食べるオジロワシ:続編

未公開の動画を2本追加して、4月6日に観察した、オジロワシの捕食シーンを完成したいと思います。2年目の若いオジロワシが狩りで捕まえたのが、ソウギョか鯉か、結論はまだ出ておりません。すでに公開済の3本は、YouTubeでご覧ください。

未公開映像の1本目はこれです。

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魚の片面を食べ進んで、背骨が邪魔になったところです。鯉科の魚の背骨は、雷魚と比べるとかなり硬いようで、骨をずらして、その下の身を食べています。ワシが雷魚を食べるのを見ても、背骨の存在が意識されることはありません。背骨も肉と同じリズムで食べられるからです。

未公開映像の2本目はこれです。

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この時点で、魚は頭部と尾部に分かれていますが、ワシは両方ともしっかり確保しています。しかし、この後、カラスのしつこい攻撃に耐えかねて、ワシは頭部をカラスに譲ります。ワシが、このような二者択一を迫られる状況で、常に尾部を選ぶのは、尾部が好みだからだと思います。

この日、若いオジロワシの食べた肉の量は、実に膨大です。体重あたりに換算すると、体重50キロの人が10キロ以上の肉を食べたことに相当するのではないか、と考えられます。