石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシ早朝の狩りと給餌

7時30分からBSの「なつぞら」を見たあと、防風林に出かけました。車を走らせながら、「なつぞら」は、ドラマを盛り上げるために、何のためらいも、恥じらいもなく、北海道の特典をフルに利用している、と感心しました。

8時15分の防風林は、快晴にもかかわらず、朝日による日陰と水蒸気の揺らぎのため、撮影には最悪のコンディションです。巣とすぐ上の枝で、親鳥がくつろいでいます。オジロワシの朝は、小学生よりも遅く、スロー・スターターのようです。

雌のオジロワシは、子守りを交代した直後らしく、巣から50メートル離れた若葉の繁る木に移ると、たっぷり30分かけて、丹念に羽繕いをしたあと、8時45分、狩りに飛び立ちました。今朝は、いつもの石狩湾方面ではなく、防風林の東側に消えました。石狩川に向かったのか、茨戸に向かったのか、不明です。

雌は30分で戻ってきました。畑の上を低く飛ぶ姿を発見して、すぐスイッチを押し、記録したのがこの映像です。

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大きなフナのような魚を持ち帰りましたが、急いだためか、頭が処理されていません。ヒナに食べさせる前に、まず自分の空腹を満たす必要がありそうです。

1日に何度も狩りに出るのか、確認するため、午後も観察に行く予定です。