石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

「10分の1税」がまだ残っていたとは驚きです

島田裕巳著「宗教消滅」を読んでビックリしました。現代のドイツに、中世以来の「10分の1税」が、まだ残っていたとは。それも、教会に代わって国家が、キリスト教徒と自己申告した人から、所得税といっしょに、所得の10%を徴収しているというのです。

今は、教会税と呼ばれているようですが、2008年にドイツのカトリック教会に渡された教会税は7500億円だったそうです。

ノートルダム大聖堂をはじめ、ヨーロッパの教会が立派なのは、「10分の1税」のおかげと理解していましたが、消滅しかかっているとされる、ドイツのカトリック教会の収入が、こんなにあるとは、2度ビックリです。

そういえば、「神聖ローマ帝国は、ローマ教皇の雌牛」といわれ、贅沢三昧の教皇を財政的に支えていたと、世界史で学びましたね。今でも、そうなのでしょうか。