石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

ワシントンは日本の変化に気付いていない

日本と韓国は同盟相手同士だからといって愛し合う必要はない=歴史はなお両国を苦しめるが関係全体は健全だ」と題された論文が、7月上旬、米国の有力外交誌「フォーリン・ポリシー」に掲載されました。論文を紹介しているのは、産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏です。

しかし、その結論は、

安倍晋三首相が韓国の官民に対して、日本の過去の統治から受けた苦痛を和らげるための寛容で謙虚な言葉を改めて述べる。

・韓国側は、日本との対立を減らすために、日本にとってほしい具体的な措置や言動と、それに応じる韓国側の対応措置を明記して、二国間関係全体の改善に向けた工程表を示す。

と、過去数十年間、耳にタコができるほど聞き飽きた内容です。

ワシントンの極東ウォッチャーは、伝家の宝刀「空手チョップ」をついに繰りだした日本の変化に、まだ気付いていないようです。