日本のバード・ウォッチャーは、野鳥によほど悪いことをしてきたのでしょうか。野鳥は皆、バード・ウォッチャーを警戒して、少しでも奇妙な行動を取ろうものなら、猛獣に狙われたヌーやシマウマのように、一目散に逃げてしまいます。
今日、石狩水系の、草刈りが終わった直後の堤防で出会った綺麗な鳥は、私に危害を加える意図がないことを理解してくれたようで、私が立ち去るまで、逃げる素振りを見せませんでした。それだけでも、嬉しいかぎりです。
名前を調べる前にアップするのは、バード・ウォッチャーとしては最低ですが、こんな近くで撮影できたことを、まずもって報告したいと思います。首にある、寝癖のように立った毛は、風のせいではなく、この鳥の特徴のようです。
チュウシャクシギ(中杓鴫)のようです。
ウィキペディアには、
日本へは、旅鳥として春の渡りの時期には多数渡来するが、秋の記録は少ない。
と記載されています。