石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

今年の初スキー

お正月の三が日が過ぎると、モエレ沼のスキー・コースがオープンします。今日が私の初スキーとなりました。今年はいつもより遅かったかなと思い、3年日記を見ると、去年も一昨年も、初スキーは8日でした。自転車もいいけれど、四つ足に戻るクロスカントリー・スキーの魅力は格別です。

36年振りの雪不足で雪祭りの準備が大変とのことですが、札幌市民にとって、雪は少ないに越したことありません。何しろ、札幌の市街地には、ヨーロッパのスキー場の何倍もの雪が降るのですから。

平地の雪はこの程度で十分です。クロスカントリー・スキーには、何の問題もありません。おお雪はニセコ富良野のスキー場だけで結構です。

1件だけ、雪不足の影響がありました。いつもの林間コースが整備されていないのです。圧雪作業が樹木に悪影響を与えないように、との配慮でしょうか。

林間コースに入る人が少ないせいか、初日から、タカが狩りをした痕跡を見つけました。風で飛んだのか、羽がほとんどなく犠牲となった鳥の種類は分かりませんが、血液の量からヒヨドリくらいの大きさはありそうです。

林間コースを抜けて、オジロワシの狩場に回りました。そこで、昼食に戻る「鳥おっさん」ご夫妻をお見掛けしました。風邪は治ったようです。

予想通り、オジロワシの狩場は氷におおわれていました。気温が-4~-5℃と低かったことは確かですが、もっと寒い日でも狩場の水面は出ています。近くにある小学校がまだ冬休み中で、暖房や給食を準備する温水が、水門を通ってモエレ沼に入って来ないせいではないか、と私は推理しています。

スキーが2周目に入ったとき、ガラスのピラミッドの上空を通過して、豊平川方面に向かって飛ぶ、尾が白くない若いオジロワシの後姿を見ました。