石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

編入、卒業、何でもOK、オールマイティーのコネ

黒木亮氏の「徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽」の第4弾では、ついに、小池さんのカイロ大学、2学年編入や特別な卒業など、赤子の手を捻るよりも易しい、黒幕政治家、ハーテム氏が登場します。

まず、カイロ大学への2年編入の疑惑です。当時、同居していた女性によると、

「小池氏が入学したのは1973年10月で、2年生への編入だった。小池氏は『父がハーテム氏(筆者注・当時エジプト副首相兼文化・情報相)に関西学院の数ヶ月間とカイロ・アメリカン大学の数ヶ月間を足して1年間とみなしてくれと頼んで認められ、授業料も入学金も無料になった』と喜んでいた」といいます。

国立大学であるカイロ大学への編入は、卒業以上に厳格なルールがあり、このような編入が事実であれば、明らかに不正編入であり、最初から卒業資格がないというのです。

しかし、小池さんの父親と昵懇のハーテム氏は、日本とエジプトを結ぶ極めて重要な政治家で、日本人留学生の処遇など、何とでもできる実力者でした。

その経歴は、

1974年2月公賓として来日し、田中角栄首相、三木武夫副首相と会談し、宮中で天皇陛下に拝謁した。1982年には日本政府から勲一等旭日大綬章を授与され

ています。さらに、

2016年にカイロで出版されたハーテム氏の自伝には、「ハーテム氏は中曽根康弘氏と1954年以来親交があり、中曽根氏から友人の娘であるとして当時学生だった小池百合子氏を紹介され、面倒を見ていたこと、小池氏がハーテム氏をGod fatherと呼んでいたこと、小池氏に毎月14エジプト・ポンドの小遣いをやっていたことなどが記されている

というのです。もちろん、小池家と中曽根家に親交があったことは言うまでもありません。