石狩のワシ派、タカ派

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小池さんの卒業証明書はどう見ても粗悪な偽物

黒木亮氏の「徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽」の最終回では、小池さんが過去に示した自身の卒業証明書と称するものが、いかに粗雑に作られた偽物であるかを鑑定します。

1.カイロ大学のスタンプの押印がいい加減で読みとれない。2.収入印紙が上下逆さま。3.小池さんは女性なのに、文面が男性に与える卒業証明書になっている。4.写真がピン止め。5.指導者のサイン蘭が、2か所、空欄になっている。

筆者はカイロ大学文学部の教授や日本の援助機関に管理職として勤務するカイロ大学工学部出身者に小池氏の卒業証明書を見せたが「これでは卒業証明書として通用しない」と言われた。

前述の“不正卒業証書”作成業者を潜入取材したダリヤ・シェブル氏は「当時は優れた偽造技術を持った業者はいなかったと思うので、小池氏の卒業証明書は大学内部の人間が関与して作成した物だろう」とコメントした。

小池さんの卒業証明書が偽物である状況証拠は整っています。状況証拠が示す印象は真っ黒ですが、経験豊富な小池知事はこれを無視するでしょう。

もし筆者自身がカイロ・アメリカン大学の卒業を疑われたら、即座に、卒業証書、成績表、卒業生名簿、卒業式の写真、当時の講義ノートなどを公開し、場合によっては名誉棄損訴訟を提起する。

ましてや小池氏は公人で、かつ気に入らないことには強硬に反論する性格の人物である。ひたすら逃げの姿勢に終始しているのは、下手に喋れば卒論の件のようにボロが出ると思っているのかもしれない。

「卒論の件のようにボロが出る」の意味は、過去に、小池知事が「卒論はなかった」と発言している問題です。実は、小池氏は、4学年に進級していないので、卒論の存在を知らなかったのではないか、と解釈されているのです。

名誉棄損訴訟となれば、小池さんも、卒業の事実を証明する必要があります。マスコミの暴言をひたすら無視して、嵐が去るのを待つのでしょう。