雪が少なくて、これほど快適な冬は初めてです。これこそ人の住む都会の冬景色です。除雪費に何百億円、いや何千億円も費やすなんて、その方がよっぽど異常です。この先も、どうぞ帳尻合わせの大雪が降りませんように。
もちろん、冬の雪が嫌なら東京に移り住めばいいことです。しかし、中々そうも行きません。道民にとって、雪のないクリスマスやお正月はあずましくないけれど、雪見灯篭が埋没し、道幅が半分になるほど雪が降るのは、大迷惑でしかありません。
札幌市民は皆思っています。雪祭りなど、欲しい所があればどこへでも喜んで差し上げます。冬の雪は、少なければ少ないに越したことありません。雪祭りができなければ、もっと楽しいお祭りを考えるだけです。
この状態が来年以降も続けば、札幌もヨーロッパのスキーリゾート並みの積雪となるのでしょうが、日本海とシベリアおろしがある限り、中々そうは問屋が卸さないでしょうね。
