漱石の「草枕」に、人が屁を何回ひったか嗅ぎ回る、ゲスな連中のことが語られています。
漱石は、今で言えば「週刊文春」のようなゲスなマスコミを念頭に、人の屁を嗅ぎ回る連中の品性を厳しく非難したのでしょう。
政治家や公務員は聖人君子でなければならないが、週刊誌の記者はゲス野郎でも、美人局でも何の問題もない、というのは余りに極端なダブルスタンダードです。
人が屁を何回ひろうが、どれだけ臭かろうが、仕事をしっかりしているなら問題ないでしょう。何の賞金もない麻雀など、聞いたこともありません。
おとり捜査の罠にかかった人の不幸を喜ぶのは、「週刊文春」のレベルに自己の品性を貶めることになります。
罠にかかった人、姦淫を犯した人に、石を投げられるのは、時速40キロの道路を50キロで走ったことが無い人だけです。