石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

防風林に銃を持った二人の猟師が

今朝7時、防風林に着くと、銃を持ち、オレンジと黄色の目立つ服装の猟師が二人、いつも私が車を止めて巣を観察する、まさにその場所にランクルを止め、そのそばに立っています。

私は少し手前で車を止め、車から出て、「何かありましたか?」と声をかけました。

「害鳥の駆除です。石狩市長からの依頼で、カラスやドバト、キジバトを駆除します。」と言って、書類を見せてくれました。そこで、

「カラスを退治していただけるのは、私たちにとっても大変有難いのですが、でも、ここはどういう場所かご存知ですか。」

と切り出し、ここが札幌の周辺で唯一、オジロワシが営巣している場所であり、エリス石狩テレビでも、毎年のように紹介されている有名な場所であること。

また、防風林の向こう側は、冬から早春にかけて、クマゲラやシマエナガの写真を撮る人がたくさん集まる有名な探鳥スポットであることを説明しました。

カラスがいなくなると農家ばかりでなくオジロワシも喜ぶが、鉄砲の音に驚いてワシも近づかなくなるのが心配だと説明しました。

猟友会の方の一人が夕張の出身ということもあって、昔話に花が咲き、1時間近く、お互いの趣味について語り合いました。

そんな次第で、有難いことに、防風林での発砲はありませんでした。