石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

「桂庵」から小泉純一郎まで

今日の「はね駒(こんま)」に「桂庵」という聞きなれないが、どことなく奥ゆかし職業名が出てきました。

ネットで調べると、桂庵とは今でいう職安で、江戸時代の初めに、江戸京橋の医師、大和桂庵が仕事の世話をしたため、桂庵または慶庵と呼ばれるようになったとあります。

とはいえ、落語や時代劇でも、仕事を斡旋する職業を桂庵とは言いません。口入れ屋とか手配師、女衒などと呼ばれるのが普通です。

恐らく、脚本家が、あまり手垢の付いていない、また、ダジャレではないが、語呂が職安にも通じる、桂庵を選んだのでしょう。

検索するうちに、小泉元総理の祖父、小泉又次郎が政治家になる前、背中に入れ墨のある請負師、すなわち職業斡旋業者だった、という記述と出会います。

その短い武勇伝から、小泉家の大変興味深いファミリーヒストリーに触れ、「自民党をぶっ壊す」という言葉の中に、小泉家の輝かしい伝統が脈々と受け継がれていることを知った次第です。