ニューズウィーク誌が、どういうわけか贔屓(ひいき)にしている、小幡某という経済学者の説です。
2つの大罪とは、
1.大規模な金融緩和
2.コロナ対策のためのバラマキ
だそうです。
この経済学者は、政府がこれらの政策をとらなかった場合に、日本経済がどうなったか、まったく想像力が働かないようです。
政治と無関係な経済学者ほど、無責任な日本人はいません。ノーベル経済学賞があるので、外国の経済学者はそうでもないようです。
野党の政治家も無責任ですが、政権を失い、議席を失うという罰が与えられます。しかし、無責任な日本の経済学者にはなんの罰もありません。
この方は、経済学で未来を予測できると誤解しているようですが、それは不可能です。優秀な頭脳を、過去の経済現象の研究・分析に利用した方が、今後の経済政策に関する有益な教訓が得られるでしょう。
経済学は、しょせん歴史学です。