石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

白頭ワシの世代交代

一体、アメリカには、何か所、このようなカメラが設置された白頭ワシの巣があるのでしょう。初めて見た巣です。

アメリカ南部、ジョージア州アトランタの北西にある町Rome。この町にある大学Berry Collegeの、校門に近いキャンパス内にこの巣はあります。

この巣は、2012年から同じつがいによって使われてきましたが、つい最近、ここでも世代交代があったようで、どうやら、雌が入れ替わったようです。

www.youtube.com

紹介しているのは、おそらくラトビアの方なので英語の綴りがやや奇妙ですが、前のペアは、1日前の朝まで一緒にいる所が確認されています。

映像は、新たに侵入した雌で、この雌と前からいる雄は、巣の中でしばらく一緒にいたようです。雄と雌は戦わないので、雌同士が戦ったと思う、前の雌の無事を祈る、と紹介者は書いています。

繁殖に入る前、ペアの一方だけが入れ替わる場合、異性は戦わずに傍観し、同性同士が戦う、というのは私も同意見です。

猛禽類の夫婦関係は、子育てが終わった段階で、いったん終了する。一緒にいるのは、何も起こらない場合、前期の雌雄が次期も夫婦となる最有力の候補だから、というのが私の解釈です。より強く、より有能で、より魅力的な相手とペアを組みたい、というのが野生の本能だからです。

この先どうなるか、続報を観たいものです。