オジロワシの夫婦は、どう見ても、夫唱婦随ではなく婦唱夫随です。
狩りでも、雄は水面を見ているだけですが、雌は時々場所を変え、飛び立って上空から魚を探し、とても積極的です。
今日は、潮の関係か、芦原付近まで適当な大きさの魚がのぼらなかったようで、雌は、意を決して河口方面に飛び去りました。
私も、ダメもとで、河口に近い堤防に移動し、双眼鏡で虱つぶしに探すと、対岸で2羽のワシが餌を食べています。
距離と風の影響で、獲物が何かはっきりしませんが、サメかエイのような柔らかい魚のようです。
間違いなく、獲ったのは雌ですが、雄にも後で餌が配分されました。
こんな頼りない夫で、子育てができるでしょうか。
