白頭ワシの子育ては、今、困難に直面しています。
南カリフォルニアのBig Bearでは、3個の卵が生まれましたが、昨年に引き続き、今年も抱卵に失敗しました。
フロリダ半島の南西海岸にあるCaptiva島では、昨日、2羽の雛のうち1羽が死にました。
どちらも、環境の影響もあるでしょうが、親ワシに未熟さが感じられます。
さて、札幌のオジロワシはどうでしょうか。
厳しい寒さと吹雪が吹き荒れたせいで、餌獲りに苦労していたのでしょう。防風林の巣に、オジロワシはしばらく現れませんでした。
寒波が一休みした今日、11日振りに、巣の近くで1羽のオジロワシを見ました。
防風林の東側から、入り組んだ枝の向こう側に、雌の顔が見えます。厳寒のこの時期、狩りの上手な雌ワシにしか会えないようです。
昨年の記録を見ても、年が明けてから雄を見たのは、2月中旬以降です。