午前中、テレビで日経CNBCを見ていて、フィナンシャル・タイムズの東京支局長が、日本でコロナのワクチン接種が2カ月も遅れたことについて、疑問視する記事を書いていたことを知りました。
このような意見や報道に接するのは、初めてのことです。
疑問視する根拠は、
1.アメリカでの3万人の治験には、800人の東洋人が含まれているのに、わずか200人の日本人で再度治験をして、2カ月遅らせることに、何の意味があるか。
2.平時であれば規則通りやっても問題ないが、今回はオリンピックを控え、医療が崩壊し、経済が大混乱している緊急事態である。
3.子宮頸がんワクチンの接種で、日本人女性だけに、異常反応が起こり、日本人は世界でもきわめて珍しい、特殊な肉体をもつと信じる圧力団体が存在することへの無用の忖度が働いた。
子宮頸がんワクチンの後遺症については、「アルプスの少女ハイジ」で有名なクララ症候群と呼ばれる、一種の心身症とみなされています。
要するに、普通の日本人にとって、今回のコロナ危機は、緊急事態ではなく、まして戦時体制などでは全くなく、実は、ほぼ平時なのだということです。