石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

日英同盟は2017年に復活していた

アメリカによって日英同盟の解消に追い込まれ、第二次世界大戦に引きずり込まれる前の日本は、比較的ハッピーな時代でした。

この認識は、亡くなった岡崎久彦大使の影響です。

EUから離脱し、TPPに加盟しようとしているイギリスと、香港やウイグルを蹂躙し、膨張主義に邁進する中華帝国と対峙している日本には、同盟を結ぶ必要条件が、前回にも増して整っているといえるでしょう。

実は、日英同盟は2017年に成立していた、というのが下の記事です。

www.newsweekjapan.jp

日英同盟について、

最初に明確にしたのは、テリーザ・メイ首相(当時)だった。彼女は2017年8月16日、完成したばかりの新型空母「クイーン・エリザベス」に乗艦し、飛行甲板の上で、乗組員を前に演説をした。

演説の内容は、イギリスが自由世界のために、これからも同盟国とともに積極的な役割を果たして行く、というものです。

演説からおよそ2週間後の8月31日、メイ首相は日本を訪問し、安倍晋三首相(当時)と会談した。国際会議参加のためではなく、ただ、日本の安倍晋三首相と会談するためだけにわざわざ日本まで出向いたのである。

メイ首相はNHKのインタビューに応えて次のように述べた。

「イギリスと日本は両方とも海洋国家です。私たちは両方とも外向き志向の国です。私たちは民主主義や法の支配を尊重し、人権を尊重します。その点では、私たちはとても似た見解を持っています。私たちは自然なパートナーであり、自然な同盟国だと思います」

日英のリーダーが互いを「同盟国」と呼び合うのは1923年に日英同盟が解消して以来、およそ100年ぶりのことであった。それ以来、日本との新たな同盟の構築は英国の戦略の一部となり、英国政府は外交文書や公式ツィッターなどでは、一貫して日本をパートナーではなく、「allies(同盟国)」と呼ぶようになった。

2017年に日英同盟が復活していたとは知りませんでした。

私は、新日英同盟を積極的に支持します。