人民服の習近平を見たとき、毛沢東のようだと思ったが、習近平はどうやら第2の文化大革命を始めたようです。
その証拠に、まるで文革期の壁新聞にような一民間人のブログを、人民日報などに大々的に転載させた、というのです。
8月29日、共産党機関紙の人民日報や国営新華社通信、中央軍事委員会機関紙の解放軍報、CCTV、中国青年報、中国新聞社などの主要政府系メディアが一斉に、この文章を転載した。
転載命令は、習自身によって出されたか、習の意向を受けて出されたかのどちらかであると思う以外にない。
転載されたブログの結論は、
「中国では大きな変化が起きている。経済領域から金融領域、そして文化領域から政治領域において深刻な変革が発生している。それは深刻な革命とも言うべきだ。それは資本集団から人民群衆への回帰であり、資本中心から人民中心への回帰である。従ってそれは政治的変革であり、人民は再び変革の主体となっている。人民を中心とするこの革命を阻止する者は全部切り捨てられよう。この変革は回帰だ。中国共産党の初心への回帰、人民中心への回帰、そして社会主義の本質への回帰だ」。
これは、鄧小平の改革開放に対する全否定であり、今こそ
革命を起こして路線修正を行い、人民中心や共産党初心、そして社会主義の本質への回帰を果たさなければならない、
という革命宣言だというのです。