中国製のシノバック・ワクチンを接種した国では、デルタ株やラムダ株などの変異ウイルスが蔓延し、接種率が日本より高い54％のマレーシアでも、自動車用の半導体製造工場がストップしています。
シノバック・ワクチンは、インフルエンザワクチンと同じ不活性化ワクチンなので、ウイルスのタイプが合わないと、効果が著しく低下するようです。
中国人の70％に接種が完了したワクチンもシノバック製でしょうから、変異ウイルスの侵入に対して、厳重な監視体制がとられるのは当然です。
外国人との交流には、オリンピックに反対した日本人以上に神経質であり、習近平氏さえ一歩も国外に出ようとしません。
こんな状況で冬季オリンピックが開催できるのでしょうか。
そうこうするうちに、日本のワクチン接種率は、来週前半にアメリカを超え、ヨーロッパに肉迫します。
