憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです。
日本共産党の志位委員長の上記ツイートが、大炎上しているそうです。
https://agora-web.jp/archives/2055286.html
北海道弁で言えば、この期におよんで何ハンカクサイこと言ってるんだ、となる志位氏への批判は、
ウクライナが侵略されたのは、憲法9条をもっていなかったせいですか?
という至極当然のものだったようです。
戦争一般の抛棄という形でなしに、侵略戦争の抛棄、とするのがもっと的確ではないか。
と批判し、新憲法に反対したのは理屈に合います。
他方、長島昭久氏は「ウクライナ戦争の教訓」と題する記事の中で、
https://agora-web.jp/archives/2055285.html
- 力を信奉する相手には、力以外のものは説得力を持たない。
- いかなる経済制裁も侵略者の行動を抑止することはできない。
- 抑止が崩れた事態に的確に対処できない抑止力は張子の虎に過ぎない。
以上、3つの教訓を引き出しています。
そして、
今回のロシアによるウクライナ侵略は、戦後長きにわたって享受してきた「泰平の眠り」から私たちを目覚めさせることになったと思います。
と結んでいます。
日本人は、日本の国土にミサイルが飛んできて、国民に多数の死傷者が出る前に、平和ぼけから覚醒できるでしょうか。