台風一過、快晴の撮影日和でしたが、茨戸川にワシの姿なく、石狩河口の若ワシも元気なく、狩りをする気配を見せません。
チュウヒが絶滅した芦原には、重機とダンプカーが入り、ベージュ色の川砂を、うず高く盛り上げ、塩分を抜いて、土建材料として売りさばくようです。
あきらめて帰りかけた時、細身の赤い小鳥が現れます。
何か分からないまま撮影すると、もう1羽と絡み合いました。
どうやらモズのカップルです。
体色が赤いのでアカモズかと思いましたが、体色では区別できないようです。
帰る前にもう1度、双眼鏡で芦原の全貌を見渡すと、1km遠方に猛禽類らしきものが見えます。
カメラで確認すると、嬉しいことに、今年初めてお目にかかるミサゴが、餌を食べています。
車の外に三脚を立てて撮影しました。
明るさは十分ですが、気温が高いため水蒸気が立ちのぼり、遠すぎて何を食べているか、魚の判別は不可能です。