石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

春恵の狩りと雄ワシの巣材運び

昨日より暖かい+4℃のモエレ沼です。重い三脚をかついで、ガラスのピラミッドから狩場まで、1キロ以上歩くと汗がにじみます。

今日こそ、産卵のための栄養補給に、春恵の雷魚狩りを期待しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=dqM_WwzElMY

モエレ沼の狩場に着くと、早速、春恵が現れ、広がった水面を鋭く凝視します。

しばらくして、別のワシが狩場をかすめ、迷彩色のプラタナスの枝にとまりました。春恵と鳴き交したので、恐らくペアの雄でしょうが、顔が隠れているので、一二郎かどうかはわかりません。

直後にキツネがパトロールにやってきて、狩りは中断します。狩場には、血の跡も、魚を食べた跡もないので、昨日から、狩りは成功していないようです。

追伸:「鳥おっさん」のブログによると、午前中、一二郎が惜しいところで雷魚?を獲り逃がしたようです。

https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/b90b9df75e7e2222c15cead58635ffd6

キツネが去ったあと、雄ワシの姿が見えなくなった、と思ったら、小学校の東側に積まれている牧草ロールからワラを掴みだし、巣材として運んで行きました。

さらにしばらくして、突然、春恵が飛び立ち、水門の後ろで見失います。

巣に戻った可能性もあるので、巣の見える「鳥おっさん」の定位置まで移動する途中、水門の背後の丘に、雪の中に座ったワシが見えました。

まるでウサギか何かを捕まえたような姿勢です。すぐに飛び立ちますが、足に獲物はありません。春恵は、モエレ沼での雷魚狩りを諦め、石狩川方面に向かいました。

何とか獲物を獲って、栄養を付け、よい卵を産んでもらいたいものです。