石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

防風林のオジロワシに産卵迫る

抱卵を確認するため防風林に着くと、巣の上にオジロワシがいます。

3月2日以来、ほぼ十日振りに見るワシです。

急いでカメラをドア・マウントにセットします。

https://www.youtube.com/watch?v=M1YQW34MpBo

最初のカットに、カラスとの驚くような戦いのシーンがあり、去年の悪夢の再現かと、ゾッとしましたが、どうやら産卵はまだのようです。

最初のカットに2羽のワシが登場しますが、巣に残った雄はともかく、雌が何処へ行ったか完全に見失い、餌を獲りに行ったのだろうと思っていました。

雄が巣から飛び立った時、すぐ近くで鳴き交す声が聞こえたので、まだ近くにとどまっていたことを知ります。

しばらくして1羽のワシが飛来しますが、枝かぶりで雌雄の判別がつきません。

ワシの顔を見ようと車を移動する直前、ワシは巣に向かって飛び立ち、巣の周りで再度、もう1羽のワシとからみます。

巣に残ったのは、やはり雄でした。

雌は巣の近くにいると予想し、車を移動したところ、巣の北20mの木に雌を発見。

素嚢が膨れているので、餌は食べているようですが、なぜ巣に入らないのか、やや気がかりです。

昨年は3月13日に抱卵を開始しており、産卵は迫っています。

雄ワシの勘違いで、昨年のような悲劇が起こらないことを祈るばかりです。