石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシがメナダを掴んで飛行

「勝手にヒロシ」さんのブログを見て驚きました。

オジロワシが、春のこの時期、両足にメナダを掴んで飛翔しているではありませんか。

メナダには、ことのほか強い思い入れがあります。

https://ameblo.jp/hanakawa12311/image-12798688814-15270686339.html

昨年の秋以降、数カ月間、石狩河口でオジロワシが捕獲する巨大な魚が何か、長い紆余曲折を経験したからです。

https://www.youtube.com/watch?v=-bmdQKBehlI

最初は、大きさから見て鮭だろうと思いました。

しかし、そのグロテスクな頭部を見てギョッとします。

同時に、大きな鱗も、明らかに鮭とは違います。

ボラのようだ、という印象は一瞬頭をよぎりますが、そんな小さな魚ではない、とオジロワシの獲物の大きさを過大評価していたようです。

その結果、その昔、利根川水系に移植されて繁殖し、石狩川にも雑草を除去するために導入されたことのある外来魚、ソウギョであろうという結論に至ります。

魚クンにでもすがりたいと思っていた矢先、Youtube の視聴者様から、「その魚は、メナダでしょう」というコメントを頂きました。

メナダ?何?初めて聞く名前です。

しかし、調べれば調べるほど、メナダの可能性が高まります。

最終的にメナダ説を受け入れたその根拠は、

1.ボラに似ている、という第一印象に立ち戻ったこと。

2.オジロワシを大きな鳥と思い込んでいるため、獲物の大きさを過大評価する傾向があることに、気付かされたことです。

https://taitakuma.hatenablog.com/entry/2023/01/15/101217

「勝手にヒロシ」さんのブログの魚がメナダだとすると、

1.オジロワシのメナダ狩りは秋とは限らないことになります。当然と言えば当然ですが。

2.魚体が大き過ぎてオジロワシには持ち上げられない、と考えていましたが、内臓や中央部を食べたメナダなら、掴んで飛ぶことができるようです。