石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

父と子の給餌バトル

オジロワシの巣を、夜討ち朝駆け状態で、遠くから観察していますが、親鳥が餌を運ぶ様子をほとんど撮影できません。

昨日の6月1日は、午後3時に防風林に着くと、雄ワシが給餌をしていました。

https://www.youtube.com/watch?v=cBDKGr4swbE

雄の給餌は、雌よりも大胆でダイナミックに見えます。

それでも、食欲旺盛な雛は給餌が待ちきれず、父親の足元から餌を奪おうとします。 観察を始めた最初の給餌は、雛が餌を奪い、中途半端で終わりました。

注目すべき出来事2件。

1.雛は風に向かって何度も羽ばたきの練習をしました。

2.雄は、巣の下から登って来る侵入者を、敏速に撃退しました。

ネズミか、ヘビか、イタチか、それともアライグマか? アライグマでないことを祈りたいと思います。

4時45分、雄は雌が慎重に隠しておいた貯食を引き出し、雛に2回目の給餌をしました。

今回は正味10分間で、最後、魚の尾部で父と子のバトルがあり、尾は父が食べました。

5時30分、雄が、この日3匹目となる大きな貯食を引き出します。

さすがに、この魚には手を出しませんでしたが、いったい何時こんなに大きな魚を運んでいるのでしょう。

6時近くなって雌は手ぶらで戻り、一方、こんなに遅く、雄は狩りに飛び立ちました。