前回の動画で撮影できなかった母ワシの餌運びが撮れるとともに、長年気になっていた謎の鳴き声の正体が解明されました。
https://www.youtube.com/watch?v=6Rxcrm7761g
午前9時30分に防風林に着くと、微風の天気予報に反して強風が吹き、マンションの4階ベランダの高さに相当する巣は、かなり揺れています。
巣を守っていた雄は、雛に給餌することなく、11時05分に巣を出て、近くの木に移りました。もちろん、その姿は見えません。
11時15分、キジが鳴き、探すと豆畑で餌を採っています。ペアの雌にはまだ巡り合っていないようです。
11時25分、飛来するワシが見えたのでカメラのスイッチを押します。
母ワシが、左足に魚を掴んで巣に入りました。魚の頭を食べてから運んでいるかも知れません。
小型魚ですが、雛は口を開けて大喜びです。
早速、給餌が始まりますが、残念ながら、あまりよく見えません。
給餌を開始して7分後、雛は母ワシから魚を奪い、尾まで一気に飲み込んだようです。
11時35分、母ワシは巣を出て近くの木に移り、雛は風に向かって盛んに羽ばたきを繰り返しました。
雛が巣に身をかがめたとき、私には「プヨプヨプヨ」と聞こえる、謎の鳴き声がします。
サントリーの「日本の鳥百科」で鳴き声検索をしたところ、この声は、カッコウの地鳴き、または雌の鳴き声、と判明します。
水鳥かコジュケイの仲間と想像していたので、想定外の驚くべき結果でした。