檜舞台で見栄を切ることのできない、華のない役者は、どんなに演技がじょうずでも、歌舞伎や映画の主役にはなれません。
同じことは、国の顔である総理大臣にもいえることです。
美男子でなければならない、という訳ではありません。
しかし、美男子でなければ、秀吉のように、その欠点をおおい尽くす愛嬌や魅力、また、人をビックリさせる能力がなくてはなりません。
ナンバーツーとして官僚をコントロールし、土方歳三のように陰湿な力を発揮できたのも、華あるナンバーワンの陰で、その威光を十二分に利用できたからです。
総理大臣の地位は、一刻も早く、華ある人に渡すべきです。
あなたは、素晴らしい土方歳三でした。
