石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラックアウトは膾(なます)を吹く日本人に不可欠

常任理事国ロシアによるウクライナ侵略を目の前に、初めて国連の無力を知った日本人は、ようやく憲法改正と国防費のGDP2%超に目覚めました。 これまでの日本人は、敗戦いらい、ずーっと、世界の紛争・戦争から目をそむけ、平和憲法さえ守っていれば戦争に巻…

秋田犬のような若ワシと5羽の仲間が大集合した訳は?

昨日の土曜日。久し振りに、初夏の熱気が戻って来ました。 暑い日中はオジロワシの動きが悪いだろうと、午後3時過ぎに茨戸川に到着。 いつもの木に、特徴的な顔貌をもった若ワシがとまっています。 頭頂部の毛がやや薄く、そこに白斑があり、風で頭側の羽毛…

若いオジロワシが25分で大物を完食

恐らく、昨日と同じ2羽の若ワシが、晴天の茨戸川で狩りを始めます。 残念ながら、魚をゲットする場面は見られませんでしたが、今日は、より若い方が大きな魚を掴み、年上のワシに追われながら、いつもの木に戻りました。 最近は、ワシの食餌風景を撮影するチ…

若いオジロワシの狩りとベニマシコ②

茨戸川に着くと、いつもの木に若いオジロワシがとまっています。 しばらくして、もう1羽、嘴の先が黒く、胸の白斑が目立つ、1歳以上若いワシが飛来しました。 しかし、狩りは中々始まらず、退屈していると、近くの木にベニマシコが現れます。 位置関係から、…

5羽のオジロワシと白いカヌー

茨戸川に着くと、何か様子が変です。 いつもの木に、若いオジロワシ4羽と成鳥1羽、合計5羽のワシがひしめいているのです。 子供の声が聞こえたので、周囲を双眼鏡で見ると、茨戸川に白いカヌーが浮かんでいます。 どこから漕ぎ出したのか、と見ていると、中…

石狩河口でチュウヒ夫婦が餌渡し

6月15日。曇天、強風の石狩河口は、決して撮影日和ではありませんでしたが、嬉しい発見がありました。 絶滅危惧種のチュウヒが2羽確認された上に、何と餌渡しが撮影されたのです。 遠くのチュウヒを色や形で区別することは難しく、これまで、石狩河口のチュ…

狩りに成功したオジロワシはどっち?

茨戸川に着くと、いつもの木に2羽のオジロワシがとまっています。 どちらも白斑の目立つ若ワシですが、嘴は、上のワシの方が黄色いようです。 上の若ワシをクローズアップして撮影中、下のワシが狩りに飛び立ったので、慌ててカメラを切りかえます。 飛び立…

19年振りにオジロワシが多摩動物公園で繁殖

2003年以来19年振りに、多摩動物公園でオジロワシが子育て中とのことです。 リンク先の記事には、下に引用したように、日本で最初にオジロワシの繁殖に成功した、1976年以降の詳しい経緯が紹介されています。 https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail…

茨戸川の木に4羽のオジロワシが集合

しばらく、オジロワシにもチュウヒにも会えない日々が続きました。 その昔、札幌市の周辺にオジロワシやチュウヒがいたんだよ、と孫たちに懐旧談を話す日が、すぐそこまで来ているような気がします。 石狩川水系は、この先、防災工事が途絶えることはないで…

「所得の海外流出」は簡単に止められる

「所得の海外流出」とは、よい言葉ができたものです。 勤勉な労働によって、当然得られたはずの所得が、みずからの愚かな選択によって、海外に無駄に流出している、という発想です。 まず、所得の海外流出の一般的な定義ですが、以下は日経新聞で紹介された…

尾の無いチュウヒとハチクマ

サロベツの冨士元寿彦さんのブログに、尾羽のないチュウヒが紹介されています。 尾羽のないチュウヒのオスが飛んでいました。換羽ならいっぺんに全部が抜け落ちることはないので、何らかのアクシデントがあったようです。 飛行時、特に急旋回する時や強風時…

亜麻色の髪の乙女

人を送り届けるため、住宅街をゆっくり走らせているとき、亜麻の咲いている庭に気付きました。 帰り道、「亜麻色の髪の乙女」という青春時代の甘い歌が、口を突いて出てきました。 「亜麻色の髪の乙女」とは、金髪の少女を意味します。 しかし、亜麻の花を見…

好天の休日はワシ・タカ観察の受難日

最高気温15℃と、やや肌寒かったものの、快晴・弱風の行楽日和となった日曜日は、ワシ・タカ観察にとっては絶望的な受難日でした。 石狩河口には、水上スキーや水上スクーターを楽しむ若者がくり出し、チュウヒやオジロワシが狩りをする余地はありません。 正…

茨戸川で若ワシの狩りとベニマシコを見る

土曜日の茨戸川で、白斑のめだつ若いオジロワシが、目の前で、何度も狩りに挑戦してくれました。 超スロー再生の映像を、目を凝らして、なおかつ贔屓目で見ると、失敗した狩りでも、魚が水面から飛び出しているように見えます。 オジロワシが獲物を探しつつ…

太宰治の「惜別」に感動

夜中に目が覚めたとき、枕元のスマホから朗読の声が流れていました。 しかし、これは寝るとき選んだ本ではありません。いつものように、スマホが勝手に選んだものです。 登場人物の名前は違いますが、この話はどこかで聞いたことがある内容です。 日露戦争当…

オジロワシが北海道の適地で順調に子育て中

今朝、サロベツの冨士元寿彦さんのブログを見て、大変嬉しくなりました。 きわめて久し振りに、オジロワシが、2羽の雛を育てている写真を見たからです。 アカエゾマツに作られたオジロワシの巣では、4月下旬に孵化したヒナたちが順調に育っています。育ち盛…