石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小学校を休校にして学童保育では意味がない

せっかく小学校を休校にして、最も感染を媒介しやすい児童を分散・隔離しようとしているのに、児童を狭苦しい学童保育に集めて自由に遊ばせるのでは、何の意味もありません。 この非常事態こそ、遅れた日本人の働き方と男女の役割分担を、国家・社会を挙げて…

ノルウェーのオジロワシが巣を補修

ついに、ノルウェーのオジロワシも巣の補修を開始しました。しかし、極めて遅いスタートです。新しい雌も協力しているようですが、このまま順調に進むのでしょうか。 www.youtube.com 一方、アイオワ州Decorahの巣では、抱卵している雌に、有能な雄が魚や肉…

入学式も、卒業式も、無かった

1970年に高校を卒業し、同じ年に大学に入った私は、入学式ばかりか、4年後の卒業式さえありませんでした。 高校の卒業式でも、卒業式粉砕を叫ぶ、30人余りのヘルメットをかぶった過激派が侵入し、壇上で取っ組み合いが起こりました。3年生の柔道部員が、過激…

日本の国会審議はガラパゴス化している

その昔、台湾の国会で、議員同士が殴り合い、靴を投げ合うのを見て、みっともないな、と思いましたが、その当時、日本の国会も、ほとんど見劣りしない、みっともないものでした。 少数野党の審議拒否で、国会はいつもにストップしていました。そして、採決の…

DecorahのMomついに産卵

報告が遅れましたが、DecorahのMomが、ついに産卵しました。これで、心配事の一つが杞憂と分かりました。20歳近いMomは、まだ健在です。 www.youtube.com アイオワ州は、札幌と同じ緯度ですが、MomとDM2の営巣環境は、札幌とは大違いで、ほとんど理想的です…

オジロワシがホバリング?

正午のモエレ沼は、快晴無風、まさに絶好の撮影日和でした。しかし、気温が日中でも-3℃と寒く、凍結した狩場に生き物の気配はありません。 ワシを待つ間、純白の雪に輝く、周囲の山々を撮影しました。小学校の後背には暑寒別岳。当別の神居尻岳の横に見える…

中国人の野生動物食

ニューズウィーク誌に「新型コロナウイルスの流行で中国は野生生物を食べなくなるか」と題する詳細な記事が掲載されています。 その趣旨は、 <危険な病原体への感染リスクを高める、野生動物の密猟や食用消費をやめさせるには、ウイルスに対する恐怖心が強…

スーパーの駐車場で親切の達人と出会った

石狩のスーパーで買い物をしました。荷物が重かったので、カートに載せたまま外に出て、駐車場の車まで運びました。その距離、50~60メートル位でしょうか。 荷物を車に積み込んで、カートを戻そうと歩き始めたとき、すぐ後ろから声が掛かりました。「えっ」…

石狩のオジロワシは順調に見えます

ノルウェーよりずっと寒く、大量に雪の降る札幌ですが、オジロワシの子育ての準備は、ノルウェーより順調に進んでいるようです。 ノルウェーのオジロワシの巣にはカメラが設置され、24時間監視されていますが、石狩のオジロワシは、週に数回、15分程度、観察…

新しい雌は男爵夫人になる気があるのか

久しぶりにノルウェーのオジロワシの映像が届きました。と言っても、男爵が巣に立ち寄った映像と、この巣で育った雌の若ワシに向かって、男爵が、もう戻って来るな、と言っている映像です。 まだ、今年の子育てはスタートしていません。 www.youtube.com 肝…

パンデミックによるパニックで思い起こすこと

「スペイン風邪」を知らないので、私は本物のパンデミックを経験していないでしょう。 ただ、夕張市で生まれ育った関係で、子供のころ経験した「小児マヒ」のことは忘れられません。 1960年、昭和35年、夕張市から爆発的に流行した小児マヒ(ポリオ)は、北…

食物市場で売られる生きた動物

海外ニュースによると、中国政府は野生生物を食べるのを禁止し、違反者に刑罰をを科す、とのことです。今頃になってようやく、という気もしますが、対策を取らないよりはましです。 野生生物を食べると言えば、増えすぎた鹿やイノシシなどのジビエも、また、…

狩場の仁義を無視する侵入者

午前9時半のモエレ沼は、快晴無風。絶好の撮影条件、絶好の狩り日和(びより)でした。しかし、こういう日は、えてして収穫が少ない、というジンクスがあります。 狩場に着くと、水面から少し離れた雪上に、3羽のダイサギがいます。魚も捕らず、何やら緊張感…

映画「ハゲタカ」と「メアリーとエリザベス」

天気が大荒れだったので、アマゾン・プライムの映画を「2本立て」で観ました。「ハゲタカ」と「メアリーとエリザベス」です。どちらも十分見応えがありました。 日本経済を再生するには、ハゲタカが必要ではないか、と考えていた所だったので、私にとっては…

アイオワ州で白頭ワシが最初の産卵

現地時間の2月21日、アイオワ州の白頭ワシが最初の卵を産みました。 卵を産んだのは、お馴染みのMomとDM2のペアではなく、同じアイオワ州で営巣している別のペアです。 Decorah North Nestと呼ばれる下の巣は、同じDecorahという町にあり、2つの巣はそれほど…

2%の物価目標と2%の消費増税

田村秀男氏が、産経新聞に、「安倍首相は消費増税による“失政”認め、適切な「是正策」を打ち出すべき」など、消費税に否定的な記事を連続して載せています。 一般の消費者が買い物をするとき、8%と10%の消費税の違いを、そんなに強く意識するものでしょう…

3歳の精悍な若ワシが大活躍

正午にモエレ沼の狩場に着くと、今日は2羽の水鳥が遊んでいました。雄のカワアイサと雄のミコアイサが、まるでシンクロナイズド・ダンスをしているようです。 20分後、狩場の上空を綺麗なオジロワシの成鳥が通過しました。 さらに20分後の12時45分、見た目は…

モエレ沼の狩場にミコアイサとオジロワシ

モエレ沼の水面が広がり、水鳥が戻ってきました。先日の、カワアイサの捕食を思い出すと、何か凄惨な事件が起こりそうですが、その気配は全くありません。 午前10時半、私が狩場に着いたとき、雄のミコアイサが1羽いましたが、潜水して浮き上がるミコアイサ…

石狩で営巣するオジロワシのペアを確認

石狩の防風林で営巣しているオジロワシのペアを、ようやく確認しました。雄の眼に特徴的な濃いシャドーが見られることから、今年も昨年と同じペアと判明しました。 モエレ沼で交尾が確認されているペアや、石狩河口のペアとは別のペアです。 www.youtube.com…

ロック&ホッブズ

昨日、石狩図書館の新刊書や図書館員の推薦本が並ぶコーナーに、「ロック&ホッブズ……」と背表紙に書かれた本を見つけました。 私は、今、哲学と宗教の関係を調べています。「リバイアサン」のホッブズが宗教と戦っていたのは、昔から知っていましたが、逆に…

米比協定を破棄する比大統領は不合理か

産経新聞は、2月17日、「ドゥテルテ氏 米比協定破棄は間違いだ」という主張(社説)を掲載しています。 ドゥテルテ大統領は、フィリピンでの米軍の法的地位を定めた「訪問米軍地位協定」の破棄を米側に通告した、というのです。 中国によって南シナ海の軍事…

七草の歌は古代日本人の知恵か

七草の歌は、旧正月(春節)の7日目に、七草がゆを準備するとき、包丁でまな板をトントンしながら、歌い継がれてきた歌です。まさに今の時季、歌われていた歌なのです。 七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン 日本列島に住み着いた日本…

巣を補修する石狩のオジロワシ

1月7日以来、本当に久しぶりに、巣を補修するオジロワシに出会いました。1月7日は雌1羽でしたが、今日は2羽いました。 刺激しないように、遠くから、また、車の中から双眼鏡で見ただけなので、昨年と同じ雄かどうかは、依然として未確認のままです。 巣の補…

狩場におけるワシ、キツネ、カラスの動物模様

昨日(2月14日)の午前11時10分。ようやく狩場に雄のオジロワシが現れました。カラスは狩りをせかしますが、キツネがうろうろしているので、なかなか踏ん切りがつかない様子です。 飛び立つかもしれないと、フライングで撮影した動画を、家のテレビで再生し…

カラスとダイサギの魚捕り

午前9時半、モエレ沼の狩場に着きましたが、残念ながら、陽射しには恵まれませんでした。 狩場にいたのはカラスだけで、オジロワシはなかなか現れません。30分近くたって、カラスが氷の上で、熱心に、何かしていることに気付きました。 氷を割って、氷の下か…

モエレ沼の女帝がカワアイサを狩る

モエレ沼の狩場に着いたとき、そこには「鳥おっさん」ご夫妻と、奥様のお友達がいて、水門のブッシュに止また女帝が、いつ水面に飛び込むか、今や遅しと待ち構えていました。 三脚にカメラをセットして15分くらいたったでしょうか。時刻は、丁度、正午に差し…

寒波を乗り越えたオジロワシ

久しぶりに暖かさが戻った今日、ワシ見にするか、スキーにするかで迷いましたが、撮影条件は明日の方が良さそうなので、今日はスキーを選択しました。 モエレのスキーは、今シーズン10回目です。1周3キロのコースを3周し、汗ビショビショになりました。 家に…

ノルウェーのオジロワシ、昨年との比較

昨日の、ノルウェーのオジロワシの様子です。 www.youtube.com 1羽の若鳥が巣の近くをかすめ飛んだだけですが、これで今年に入って、ようやく5本目の映像です。男爵はどうした、と皆心配しています。 昨年は、2月7日の時点で、20本の映像を見ることができま…

アイオワ州の今の気候は札幌のひと月先

下の動画の最初の部分を見ると、巣の近くにある溜池に氷はなく、多くの水鳥が遊んでいます。これをモエレ沼に当てはめると、3月下旬の風景です。 www.youtube.com もう10日もすると、アイオワ州の白頭ワシは産卵しますが、石狩のオジロワシは、そのさらにひ…

オジロワシはオジロワシでも

今日の石狩の最低気温は-17℃、日中でも-10℃を切る寒さでした。石狩川は全面氷結し、河口でも釣り糸を垂れる水面はなく、桟橋には一人の釣り人もいませんでした。 そんな中、石狩浜で波乗りをする珍しい動物に出会いました。動画を撮ってYouTubeにアップしよ…