石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

札幌周辺のオジロワシにかんする新発見

札幌周辺のオジロワシにかんする新発見、といっても、まだ仮説の域を出ていませんが。発見は次の2点です。 1.札幌周辺で繁殖するオジロワシは、1年中、巣の周りで生活している。 しかし、 2.9月と10月、大部分のワシは、札幌周辺から姿を消す。 具体的に…

チュウヒの縄張りに侵入したオオタカ

昨日の朝、チュウヒの存在を確認するため、快晴の石狩河口に出かけました。 1時間以上、丹念にチェックしましたが、チュウヒは現れませんでした。 その代わり、1000メートル近く離れた対岸の土手にオオタカの若鳥らしい姿を発見。 逆光を受け、ススキがまぶ…

ラトビアのオジロワシから目が離せない

現在、猛禽類の巣に設置された定点カメラからの映像は、子育てが終わり、1年間で最も退屈な時期にあります。いわゆる端境期です。 しかし、ラトビアのオジロワシの巣からは、目が離せません。これは、その第1弾です。 この巣では、今年子育てをしたつがいと…

用具の進歩でレベルアップした競技を楽しみたい

スポーツに使用する用具は、戦争に使用する武器と同様に、常に進歩しています。激しい競争があるからです。世界記録が伸び続けているのは、人類が進化しているからではありません。 パラリンピックの幅跳びや高跳びの選手が、健常者を凌駕する記録を出すよう…

山法師の実を収穫

今朝、山法師の実を収穫しました。今シーズンの2回目です。 「北の野鳥たち」によるとヒヨドリが食べに来るようですが、我が家の山法師を食べるのは、まだ家族だけです。ほんのり甘く、クリーミーな食感です。 hiro3523.exblog.jp ついでに、やや傾いたピサ…

石狩川のチュウヒは狩りの真っ最中

渡りのために南下を始めたと思われた石狩川のチュウヒですが、まだ生まれ育った縄張りで熱心に狩りをしていました。いつまで頑張るのか、ぎりぎりまで見届けたいと思います。 他方、オジロワシには、まだ出会えていません。札幌周辺には常にいるものと思って…

給料泥棒の横綱はいらない

今場所の素晴らしい大相撲を見て、給料泥棒の横綱はいらない、とつくづく思いました。 と言いながら、”給料泥棒"横綱の代表は、横綱になったとたん、2年間、ほとんど休場し続けた末に引退した稀勢の里ですから、実績あるモンゴル人横綱には何も言えません。 …

強風の室蘭、チュウヒ、ハチクマ、鵜の渡り

車中泊した翌日(9月23日)は、雨の混じる曇天で、渡島半島の方から強い逆風が吹く、渡りの撮影には最悪のコンディションでした。 www.youtube.com 偶然ですが、最初に出てくるチュウヒは、「勝手にヒロシ」さんが、昨日(9月25日)ブログにアップしたチュウ…

石狩川で初めて遭遇したミサゴ

一昨日、チュウヒがまだいるかどうか確認するため石狩河口に行き、綺麗なミサゴと遭遇しました。石狩川でのミサゴとの出会いは初めてです。 チュウヒを待つあいだ、餌を獲るダイサギの様子を観察すると、映像の初めに紹介したように、ダイサギの足の立つ石狩…

熊谷さんの新刊「野鳥美を求めて」について

先日、写真集「ハヤブサ」で有名な熊谷勝さんから、新刊「野鳥美を求めて」の見かたを直接伝授していただきました。 www.amazon.co.jp 私たちは、レンブラントの「夜警」を見ても、ゴッホの「ひまわり」見ても、有名な絵であることはわかっても、画家が何を…

室蘭で尾の無いハチクマと出会う

片時も目を離せない、生後9か月の孫を無事に送り返し、彼岸の墓参りをすませ、9月22日、遅れ馳せながら、タカの渡りを見に室蘭に行ってきました。 タカの渡り観察は、毎年のことですが、実にわくわくする行事です。滅多に見られない各種のタカを、近距離で、…

札幌周辺のオジロワシは今いずこ

9月6日に石狩河口で見て以来、オジロワシを見ていません。札幌周辺にたくさんいたオジロワシは、今どこにいるのでしょう。 遡上の始まった鮭を求めて、野生の本能に従い、鮭の集まる川に移動しているのでしょうか。石狩川にも鮭は上りますが、数があまりにも…

石狩川の土手に立つ若いチュウヒ

www.youtube.com 午前9時前に石狩河口に到着し、双眼鏡で対岸をくまなく観察したところ、芦原の一段上にある土手に猛禽類らしき姿が見えます。8倍の双眼鏡では、ワシかタカか区別がつきません。 ニコンP1000を取り出して見ると、間違いなくチュウヒです。300…

地味な菅(すが)新総裁に期待すること

安倍総理が、憲法改正に必要な衆参で3分の2を確保するため、3本目の矢、すなわち産業の構造改革と競争促進は中途半端に終わりました。自民党の支持基盤である、時代遅れとなった多くの中小企業が淘汰され、大企業でも時代の変化についていけない幹部社員の大…

公共の場所ではマスクは義務でしょう

この方のコロナ分析は、客観性があってよいと思っていましたが、この記事はいただけません。電車や飛行機など、公共の場所でのマスク着用は、常識であり、義務でしょう。 agora-web.jp 買い占め等で、マスクの絶対数が不足していた時、政府は布製の伝統的な…

猛禽類の恐るべき消化力

日本にはいないワシなので紹介をためらっていましたが、恐るべき消化力に驚嘆し、取り上げることにしました。 英語名は、Lesser Spotted Eagle、和名はアシナガワシという小型のワシで、イヌワシ属に分類されています。確かに、チュウヒのような長い足をもっ…

巣で巨大な鮭を食べるラトビアのオジロワシ

ラトビアの今年巣立ったオジロワシは、まだ親から餌の魚をもらっています。 赤身の巨大な魚は鮭のようです。とても食べ切れない大きさに見えますが、結局、綺麗に食べ切ります。 オジロワシの胃袋の大きさには驚かされます。体重の30%~50%近く食べられる…

石狩川の河口で若ワシが朝食

昨日の朝、チュウヒを見に、また石狩川の河口に行ってきました。チュウヒは飛びましたが、ただ飛んだだけで狩りをする様子はありません。 その代わりに、若いオジロワシが、たくさんの水鳥やサギ類を追い払って、芦原で餌探しをしてくれました。 www.youtube…

石狩川で久し振りにチュウヒと再会した

昨日、石狩川で、6月末いらい、かれこれ3カ月振りにチュウヒと再会しました。諦めていたので、思いがけない再会がとても嬉しく、懐かしく感じられました。 www.youtube.com 親鳥が移動した後も、今年巣立った若鳥は、しばらく縄張りに残り、知り尽くした場所…

巣をめぐる母と娘の主導権争いが始まった

9月に入ったというのに、蒸し暑い日が続いていますが、昨夕、久し振りに防風林に立ち寄った所、驚いたことに、巣の中に雌がいます。 www.youtube.com 今季、子育てに失敗して以来、巣の中にいる雌を何度見たでしょう。ほとんど記憶にありません。 孤独な雌は…

中国、インドとの紛争再燃

世界中で紛争を引き起こしている中国が、インドとの紛争を再燃させました。 www.newsweekjapan.jp そこでの脅し文句です。 「もしインドが勝負を挑みたいというなら、中国にはインドを上回る手段と能力がある。インドが軍事的対決を望むのであれば、人民解放…

さすが独仏はチェコを見殺しにしない

さすがに独仏は、中国の暴力団のような脅しを、放置しませんでした。 www.sankei.com その内容は、 中国の王毅国務委員兼外相がチェコ上院議員団の台湾訪問を受けて報復を警告したことに対し、フランス外務省は1日の声明で「欧州連合(EU)の一員に対する…

世界は密かにボイコットすべき

中国に関しては、最近こんなニュースばかりです。 www.bloomberg.co.jp www.sankei.com 対処法は、 special.sankei.com そして、密かにボイコットするしかありません。 反対派を平気で毒殺するプーチンを、それでも支持し続ける、ロシアに対する対応も同じで…