石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラックアウトしかないか?

本州では、寒波のため電力供給が危機的状況だそうです。 必要な電力は太陽光や風力など再生可能エネルギーだけで賄うべきだと信じる人が、日本には大勢いるようですが、実情はまったく違うようです。 www.newsweekjapan.jp 原子力発電所への依存率が大手電力…

救助された雛の最新ニュース

救助された雛の、現在の様子が届きました。 眼はきれいに消毒され、抗生剤入りの眼薬が点眼され、外見的には問題なさそに見えます。 できるだけ早く巣に戻すとされていますが、巣に戻されたとき、親鳥が受け入れて育て続けるだろうか、という質問が寄せられ…

眼を負傷した雛の救助スタート

先日、失血死した白頭ワシの雛を救えなかったCROWと呼ばれる救助組織が、今度こそ遅れてならじと、兄弟喧嘩のため眼を負傷した雛の迅速な救助に乗り出しました。 眼を治療しても、闘争本能の強い2羽を一緒に育てるのは不可能かも知れません。 ワシの楽園Deco…

激しいつつき合いで双方の眼が負傷した白頭ワシの雛

先日、雛が失血死したフロリダ半島で、別の巣ですが、1月23日に孵化した2羽の雛に、自業自得とはいえ、猛禽類としての将来にかかわる、重大事件が発生しました。眼を負傷したのです。 じつは、この巣、1年前、雛がネズミ毒のせいで失血死した巣です。 今回は…

テレビで白頭ワシの雛の死亡報道

フロリダ半島のCaptiva島で、3日前、白頭ワシの雛が死にましたが、この事件がテレビのニュース番組で報道されました。 www.youtube.com 死因は、1年前に起こった白頭ワシの雛の死と同じ、翼からの出血による失血死とされています。まだ生化学検査は行われて…

暖気の防風林に現れたオジロワシとノスリ

春のような暖気に誘われ、巣の補修が行われるのでは、という期待をもって防風林にやってきました。 しかし、ワシの姿はなく、2日前の映像と比較する限り、巣の補修が進行した気配も感じられません。 すぐに帰るのも癪にさわるので、30分間、オジロワシを待つ…

防風林の巣と模型飛行機

アメリカ北部の白頭ワシや世界のオジロワシの状況を見ると、徐々に巣の補修が進められている段階で、まれに交尾の場面が出てくる程度です。 昨日、巣の様子を撮影し、巣の右端、上を向いた枝の切り口がま新しいことに気付きました。左端の直立する枝が折れた…

白頭ワシの雛、救命ならず

フロリダ半島の西海岸、Captiva島で観察されていた、白頭ワシの雛、ホープの命は、やはり救えませんでした。出血が止まらず、失血死したと思われます。 死ぬまでの様子をまとめたのが、下の動画です。 www.youtube.com Captiva島では、12月14日に雛が2羽孵化…

雛の出血は命取り、ネズミ毒とは何か

フロリダ半島の西海岸にあるCaptiva島の、1羽残った白頭ワシの雛が、足から出血しているようです。 数日前、足が巣材の枝に挟まり、一時、抜けなくなったことはありましたが、その危機は乗り越え、元気に餌を食べていました。 多分、別の事故による負傷でし…

三密はコロナ禍を逆手に取る

コロナ禍の中、三密を避けよ、とか、密、密、密と3回唱えることが、人口に膾炙(かいしゃ)しています。 両国国技館でも、三密を避けよう、と書かれた垂れ幕をもった呼び出しが、前半戦終了後、土俵の上を回ります。 三密や密、密、密が、何となく語呂がい…

タカの狩り跡と突き落としの解剖学

昨日、やや風はあったもののプラス2℃の暖気に誘われて、木曜日に続き、二日連続でモエレのクロカンコースを3周しました。 下り坂でスキーがよく滑り、1周22分と、いつもより2分早く走れました。見渡す限り人影なく、広いモエレ沼公園を独り占めしている感…

コロナの医療制度は崩壊している

3万人以上が自宅で療養する病気が2類感染症とは、どういうことでしょうか。 しかも、普通の病院の医者や看護師は、院内感染が恐ろしく、また治療経験もない、といって逃げ回っています。 自宅療養する家族には、感染の危険がほとんどなく、治療経験が豊富、…

白頭ワシの極楽アイオワ州Decorahのようす

札幌と同緯度の、アイオワ州Decorahの近況です。 札幌と同じように、Decorahでも、まだ抱卵に向けた目立つ動きは見られません。 同緯度ですが、地球温暖化からすっかり見捨てられた格好の札幌と違って、アイオワ州Decorahは、羨ましい温暖気候です。 雪も少…

南カリフォルニアとフロリダ半島の悲劇

南カリフォルニアのBig Bearで、白頭ワシの卵がカラスに食べられる様子です。 この2羽のカラスがここで卵を食べるのは、これで2個目ですが、見ていると、賢いと思われたカラスが、それほどでもないことが分かります。 なぜなら、2個とも、卵の黄身と白身…

防風林の巣にオジロワシの雌

白頭ワシの子育ては、今、困難に直面しています。 南カリフォルニアのBig Bearでは、3個の卵が生まれましたが、昨年に引き続き、今年も抱卵に失敗しました。 フロリダ半島の南西海岸にあるCaptiva島では、昨日、2羽の雛のうち1羽が死にました。 どちらも、環…

白頭ワシが卵殻だけを産卵する

Big Bearの白頭ワシが卵殻だけを産卵する、きわめて興味深い現象が記録されました。 www.youtube.com 上は、11時間前の動画です。 動画の説明では、2個目の卵が、何と3時間以上も、巣に放置されていたといいます。 その間、よくカラスに食べられなかったと、…

中国駐在社員の危険手当はいくら?

www.sankei.com 中国でスパイ罪などに問われた日本人2人が、1審の実刑判決を不服として上訴し、2件とも棄却されたことが12日分かった。中国は二審制のため、懲役刑が確定した。 棄却されたのは2019年に懲役6年の判決を受けた日中青年交流協会の鈴…

感動に乏しい映画「日本独立」

古森氏が 最近、封切られた日本映画『日本独立』を見て、 日本国憲法がどのように作られたのかをここまで現実通りに描いた作品は、映画に留まらずテレビドラマ、歴史書、学術論文など、どの分野を見渡しても日本ではまずないだろう、と感じた。 という推薦文…

Big Bear Eagle の卵が孵化したら奇跡

カラスが巣の近くをうろうろしているのに、まだ卵ですが、育児放棄して巣を離れます。 Big Bear の白頭ワシの抱卵本能は、間違いなく、壊れています。 これで卵が孵化したら奇跡です。 www.youtube.com

平穏な石狩河口に海獣あらわる

モエレ沼公園でクロカンスキーをした後、一休みして、石狩河口に出かけました。 もちろん、行きと帰りに、防風林にも立ち寄りましたが、何の変化もありませんでした。 www.youtube.com 毎日のように吹雪が吹き荒れ、防波堤を超える大波が打ち寄せていた石狩…

抱卵本能が壊れているBig Bearの白頭ワシ

Big Bearの白頭ワシに、2個目の卵が産まれました。 最初の卵は、ご存知のように、すでにカラスに食べられています。 にもかかわらず、このざまです。抱卵本能が壊れている、としか考えられません。 www.youtube.com 雌雄で抱卵の交代がうまく行かず、雄の運…

河口のオジロワシと思いがけない場所で出会う

www.youtube.com 日中でもマイナス10℃の石狩河口に着くと、例の無神経な探鳥家が車を移動するところでした。 石狩川河口部は、極寒にもかかわらず、水面は広くあいています。 しかし、連休で人出が多く、オジロワシの姿は全くありません。 堤防を引き返す時…

クロカンスキーに防寒着は不要

昨日は、やや風はあったものの、-4℃の快晴で、前回より5℃も高い気温でした。 そこで、思い切って、ウインドブレーカーを着ない、という実験をしてみました。 前回は、冬用のウエアから秋用のウインドブレーカーに変えましたが、それでも汗が出ました。 今回…

私の投資顧問はルネ岩田氏

今年の大河ドラマは、「株式会社」を日本に初めて導入した渋沢栄一が主人公です。 このことを知った時、私は、2021年の日本は大株ブーム、大投資ブームとなるだろう、と子供たちに予言しました。 その際、同時に、ぜひルネ岩田氏のYouTube動画を見るように、…

統廃合がキーワード

今朝の読売新聞に、菅内閣の政策顧問?でもあるデービッド・アトキンソンさんのインタビュー記事が掲載されています。 私は、数年前から彼の主張に共感しています。 平成の30年間、完全に成長を止めた日本経済を復活させるには、全企業の99%を占める中小零…

子育てする資格のないBig Bearの白頭ワシ

南カリフォルニアのBig Bearで、1月7日に産まれたばかりの白頭ワシの卵が、カラスに食べられてしまいました。 なんと馬鹿なワシでしょう。これほど馬鹿なワシを、見たことがありません。この先、すぐにまた産卵するでしょうが、Big Bearの白頭ワシに子育てを…

ロシアは暗殺し、中国は消す

アリババの創業者が、中国共産党政府によって消されたようです。 www.newsweekjapan.jp 消された理由は、ジャック・マーが、昨年の 10月24日に上海で開催された公開討論会に出席。中国の金融システム規制を「老人クラブ」と呼んで中国の当局者たちの神経を逆…

今年2回目のクロカンスキー

昨日に続き、モエレ沼で、今年2回目のクロカンスキー(クラシカル)をしました。12月30日に1回滑っているので、合計すると今シーズン3回目となります。 2年前までしていたスケーティングを主とするフリースタイルは、やめました。スケーティングでは、マイペ…

オジロワシの識別は難しい

www.youtube.com この横顔は、どう見ても、あの綺麗なオジロワシの雌でしょう。 でも、違うようです。 石狩河口の吹雪が久し振りにやみ、束(つか)の間の好天です。 河口に着くと、あの無神経な探鳥家がスキーを履いて、今まさに土手を下りようとしています…

新年初めて、巣で食餌する白眉の雌

www.youtube.com 寒波が襲来中の石狩川河口に、ワシの姿はありませんでした。 あの綺麗なオジロワシは、どこで狩りをしているのでしょう。 帰途、防風林に戻ると、先刻は空だった巣に白眉の雌が立っています。 防風林の東側からでは、錯綜する木の枝に邪魔さ…