石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

オリンピックには場違いな野球というゲーム

柔道や水泳、陸上競技など、さまざまなオリンピック種目の中で野球を見ると、つくづく間延びしたゲームだなぁと感じます。 おそらくクリケットよりは幾分ましでしょうが。 私はプロスポーツの中では野球が一番好きでよく観ます。サッカー好きの人に、ホーム…

巣立ちしたイヌワシの完璧な着地と離陸

7月26日に巣立ちしたルーマニアのイヌワシです。 まだ自力で餌を捕れないので、巣や巣の外で、親から餌をもらっているようです。 この動画は、母親が巣にいるので、てっきり餌がもらえると思い、戻って来たところです。 巣立ったイヌワシを見るチャンスがだ…

1日に18匹の獲物、アシナガワシの豊饒な狩場

動画の表題には14匹の獲物と書かれていますが、説明を読むと、パールと名付けられた雛は、その前にすでに4匹の餌を食べており、1日に18匹の餌が運ばれたことになります。 狩り上手な父親のアンドリス、面倒見のいい母親のアンナがこの日運んだ獲物は、 カエ…

イヌワシは巣立ち、アシナガワシももうすぐ

ルーマニアのイヌワシは既に巣立ちしました。 ラトビアのアシナガワシももうすぐです。 両方とも、雛の鳴き声が余りにもやかましいので、消音で動画を見ています。 アシナガワシの昨日の動画では、父親が運んできたモグラを、苦労しますが、何とか独力で食べ…

幸福度でも日本の常識は世界の非常識

「幸福度」を国別・男女別にみると、先進国や発展途上国を含むほとんどの国は女性のほうが男性より低い。一方、日本は逆に男性のほうが低い。統計データ分析家の本川裕氏は「OECDの統計を分析すると、世界のスタンダードは『女性・高齢・低学歴の者ほど幸福…

コロナ下のオリンピック開催でメダルラッシュ

5月29日に「東京オリンピックに関する年初の予想は大外れ」と題して、コロナ下でオリンピックを開催してもメダルラッシュは絶望的と書きましたが、この予想は大外れでした。 メダルラッシュは絶望的と予想したのは、ワクチンの優先接種が、老人や非協力的な…

激混みの老人病院と無観客オリンピックの対照

2歳前の孫が肘の関節を脱臼し、急きょ整形外科病院に駆けつけました。 初めて行く病院で勝手がわかりません。何しろ駐車場から車があふれ、待合室には立錐の余地もありません。 受付には5時間待ちの札が出ています。 ワクチンを2回接種した老人ばかりかと思…

雛には迷惑この上ない母親の給餌介助

アシナガワシの雌が、大きなネズミを運んできました。これまで、狩りの下手な雌は、簡単に捕まえられるカエル専門かと思っていました。 雌の捕まえたネズミを見るのは、今シーズン初めてです。 アシナガワシの雛は、既に、大きなネズミでも自力で引き裂いて…

人はポジション・トークしかできない

いつもの無価値な発言ですが、誰も、この方に、これ以外の有益なご意見など期待していません。 人は皆、それぞれの社会的立場から、ポジション・トークしかできないのです。 人は期待されたことを話し、意外な発言は、無視されるか非難されるだけで、評価さ…

コロナ・オリンピックで日本人もついに信仰から目覚めた

もうかなり昔のことになるが、サッカーのワールドカップは、4年に1度、血を流さない世界大戦を戦っているようなものだ、という説を知り、そうだったのかと感心し、納得したことを覚えています。 オリンピックを特別視するのも、4年に1度、国力と国の威信をか…

モンゴル相撲のお陰で本来の格闘技に回帰

今朝、スポーツ面の写真を見て、これは小手投げではなく、関節技だと思いました。 振り返えると、ここ数場所、照ノ富士が多用してきた技です。対戦相手に、差すと腕をへし折られる、という恐怖を抱かせた技です。 肘撃ちも復活しました。それよりも何よりも…

巨大なマウスを千切って食べたアシナガワシの雛

まず、動画の表題にあるマウスについて一言。 英語では、ウサギはラビット(穴ウサギ)と、より大きい野ウサギのヘアーに区別されます。 同様に、カエルはフロッグとガマガエルのトードに、ワニもアリゲーターとクロコダイルに区別され、動物を何でもいっし…

ノスリの足を呑み込むイヌワシの雛

イヌワシが、狩りでノスリをしとめたのでしょうか。 それとも、偶然、ノスリの死体を見つけたのでしょうか。 それはともかく、イヌワシが同じ猛禽類のノスリを食べるのを見るのは珍しい経験です。 中でも、19分30秒頃、サムネイルにあるように、雛がカギ爪の…

ワクチン接種が進んだ今、コロナ死を厳密に定義すべし

これでは「コロナ脳」と馬鹿にされても仕方ありません。 何度目かの緊急事態宣言が発令された東京都で、コロナ感染者のうち7月に入って亡くなったのは4名で、そのうち2名の死因はコロナではないというのです。 agora-web.jp 死亡者の大半を占める、老人のワ…

コロナ禍の中の最低賃金の上昇

飲食店などがコロナで苦境に立たされている中、最低賃金の3%上昇は、日本としてはよくやった方だと思います。 しかし、欧米との差は開く一方です。 企業の設備投資を増やし、労働生産性を高めるためにも、最低賃金のさらなる大幅な上昇が必要です。 www.nik…

日本はイギリスより「新しい技術」に厳しい

日本を批判する記事かと思ったら、イギリスのことでした。 日本社会の「新技術」に対する保守性について、私が常日ごろ感じている不満を、これほど的確に表現してくれた文書はありません。 国民が何でもお上(政府)のせいにする日本では、賢い役人が、あえ…

これが世界の常識

エコノミストの編集長だったビル・エモット氏が、世界の常識を教えてくれました。 もちろん、世界の常識は、日本の非常識です。 7月23日の開会式が目前に近づいた今も、東京五輪を取り巻くムードは悲観的なままだ。大会のオフィシャルパートナーの1つである…

チュウヒと拡大した河川敷の工事

昨日、石狩河口の芦原で見たチュウヒを、より近い所から見ようと、釣り桟橋に出かけたところ、きのうチュウヒのいた芦原に、数台の車と制服を着た数人の作業員が侵入していました。 河川敷の工事を、下流側へ拡大するための、事前の視察でしょうか。 河口橋…

中国で事業を行うリスクは香港の何倍?

バイデン米政権は今週、中国が香港の管理を強化する状況下で、香港で事業を行うリスクの高まりを米企業に警告する。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。 同紙によると、リスクには外国企業が香港で保管しているデータに中国政府がアクセスする能…

アシナガワシの給餌は母子の戦い

雛がこのくらい大きくなると、普通サイズのネズミは丸呑みが普通となります。 この動画の獲物は、かなり大きなモグラで、 1.四肢が外に張り出しているため、雛の口や喉を通らず、 2.齧歯類より皮膚が丈夫なため、雛の力では引き裂けなかった、 ようです…

国民を恐れては合理的な政治決断はできない

東京オリンピックが、コロナによって滅茶苦茶にされる過程をつぶさに観察し、私はこの歴史観に何の違和感もなくなりました。 agora-web.jp 尊敬する山本七平は、日本が無謀な戦争を決断した責任を「空気」に押し付けました。 しかし、尊敬する山本の名言とい…

兄弟そろって理論家です

昨日、YouTubeで、たまたま桑田泉氏の「クォーター理論」の動画を見ました。 数年前、何度かネットで短いコマーシャルを見たような気がしますが、YouTubeで動画を見るのも、「クォーター理論」の説明を聞くのも、初めてです。 桑田氏は、これまでのゴルフの…

自力で巨大な肉塊を食べるイヌワシの雛

ルーマニアのゴールデンイーグルの雛が、母鳥の助けなしに、巨大な肉塊を食べ切りました。 恐ろしい食欲です。 しかし、この巨大な肉塊は、何という動物のどの部位でしょう。 動物の解剖に詳しい人なら分かるかもしれませんが、内臓が一部含まれているものの…

60万回を超えたオジロワシによるカワアイサの捕食

昨年2月13日にモエレ沼で撮影した、雌のカワアイサをオジロワシが捕食する動画の視聴回数が60万回を超えました。 5年日記を調べると、500回が6月30日、1000回越えが、ちょうど半年後の8月13日です。 1日平均5回の計算です。 最盛期は10月の終わりから11月の…

草刈り作業中にエゾシカが草を食う

夕張の実家に、今年6回目の草刈りに行ってきました。 嬉しいことに、草刈り作業中に若いエゾシカが現れ、恐れる様子もなく草を食べてくれました。 これは、帰り道に妻から聞かされ、自宅に戻り、妻がスマホで撮影した3枚の写真を見て、初めて知ったことです…

防風林のオジロワシと石狩川河川敷の工事

防風林で3カ月振りにオジロワシと遭遇しました。 4月17日に、今年の子育てが失敗したあとも、折に触れ防風林を訪れていましたが、一度も見かけませんでした。 雄のように見えますが、カメラを向けても落ち着いているので、雌かも知れません。 3年続けて子育…

東京オリンピックを滅茶苦茶にした3元凶

東京オリンピックを滅茶苦茶にした犯人は誰か、歴史が審判を下すでしょう。 私は、 1.日本医師会 2.マスコミ 3.野党 に、歴史の審判が下されると確信します。 実は、これが日本の政治を動かす「空気」の正体です。 日本が勝算のない第二次世界大戦に突…

「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」

私の投資顧問、ルネ岩田氏の最新動画です。 前にも書きましたが、忙しい高校生に楽しみながら金融リテラシーを学んでもらうため、もしも私が教員なら、講演を依頼したい講師のナンバーワンがルネ岩田氏です。 お笑い芸人らしい笑える例え話をふんだんに織り…

企業のSDGs(持続可能な開発目標)の眼目は中国依存度

SDGsに関わる主な元凶は中国に存在します。 共産党独裁政治による自由と民主主義の否定、少数民族の差別、世界平和への脅威、経済活動の恣意的制限、環境破壊、等々。 SDGsを重視した企業への投資を考える場合、中国依存度の高さと、今後、依存度をいかに低…

アシナガワシの素晴らしい記録映画を発見

チェコスロバキアで製作されたアシナガワシの記録映画を発見しました。30分弱の素晴らしい動画ですが、残念ながら、まだ3000回程度しか観られていません。 アシナガワシの、南アフリカと東ヨーロッパを行き来する生態、狩り、子育て、そして保護活動について…