まず、動画の表題にあるマウスについて一言。
英語では、ウサギはラビット(穴ウサギ)と、より大きい野ウサギのヘアーに区別されます。
同様に、カエルはフロッグとガマガエルのトードに、ワニもアリゲーターとクロコダイルに区別され、動物を何でもいっしょくたにする日本語とは違うなー、と常々感心していました。
ところで動画のマウスですが、これはどう見てもマウスではありません。
マウスとはハツカネズミのことで、せいぜい30グラム程度にしかなりません。それより大きいネズミを英語ではラットといい、日本語でもドブネズミと言って区別することがあります。
どうやら、英語でも、マウスは小さく可愛いらしいネズミ、ラットは病気を蔓延する大きくて汚らしいドブネズミという語感があるらしいのです。
そのため、こんなに大きなネズミなのに、あえてラットと呼ばず、巨大なマウスという明確な誤りを含む非科学的表現となったようです。
この点では、区別のない日本語の方が柔軟で優れているなーと思いました。
さて、アシナガワシの雛も親と変わらぬ大きさとなり、千切って食べさせる給餌介助の必要がまったく無くなりました。