石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

モエレ沼から見える巣でオジロワシが抱卵

モエレ沼の野鳥を観察している「鳥おっさん」が、今年発見したオジロワシの巣と、本日、幸運にも出会うことができました。 最初に見つけた大きな巣は、明らかにオジロワシの巣ですが、使われている気配がありません。 諦めかけた時、さらに大きな巣が見つか…

雄のオジロワシは世代交代するか

きのうの日曜日、千秋楽の好取組が始まる前に防風林を一周すると、強風の中、雌のオジロワシが古巣でタップリ食餌を摂った直後でした。 依然として、雄の姿は確認できません。 今朝は、すでに狩りに出たあとだったのか、7時前だというのに、雄はおろか、雌の…

防風林のオジロワシ子育ての再スタートなるか

昨日(3月26日)、防風林の古巣のすぐ横にオジロワシがいるのを目撃し、もしやもしやにひかされて、わずかな可能性を追ってみました。 今朝は、古巣ではなく、新しい巣の中に、雌ワシがいました。 南を向いて立ち、同じ姿勢で1時間、雄の帰りを待っていまし…

ブラックアウトは思考回路のリセットに必要だった

残念ながら、関東のブラックアウトは危うく回避されたようです。 日本の原子力行政を正常化するために、関東地区のブラックアウトはまたとない機会でしたが、今回は、皆さんの努力のおかげで、絶好の機会を逃してしまいました。 次のチャンスは、原油・天然…

雌のオジロワシが食後の交尾を拒否

防風林の子育てが、悲劇的な幕切れとなったことはショックでしたが、それにもめげず、3月23日、オオワシの北帰行がそろそろ石狩河口にさしかかるのではないかと、チェックに出かけました。 大量のカモメが河口域を埋め尽くす勢いですが、まだオオワシの姿は…

オジロワシの悲劇に立ち会う

雌のオジロワシに会いたくて、朝食もそこそこに、防風林に来ました。 7時25分、抱卵しているのは、やはり雄です。 30分後、雄は巣に立ち上がり、突然、飛び立ちました。 しかし、巣の周りを1周してすぐ戻り、安心しました。 8時14分、雄は南西方面へと狩りに…

防風林の雌ワシは何処へ?

昼から晴れるという天気予報を信じ、相撲の好取組が始まるまで、防風林の巣を見に来ました。 12時35分、撮影を開始すると、雄が抱卵しています。 予報に反し?強風に、時々雪が混じり、車内に吹き込むため、変化がない時は、車の窓を閉じて様子を覗っていま…

巣で魚を食べ、抱卵する雄ワシ

昨日、SDカードを入れ忘れて撮り逃した映像を、リベンジ撮影することができました。 石狩図書館、石狩河口を経由して防風林に着くと、オジロワシが巣の端に立って、何か食べています。 慌てて撮影の準備をしますが、駐車位置が悪く、枝かぶりで、2メートル後…

今季の雄ワシは巣で食餌する

今日は観察の時間帯を午後に変えました。14時14分、防風林に着き、カメラを取りだしてスイッチを押すと、SDカードが入っていない、の文字がでます。やってしまった。久々のボーンヘッドです。 仕方がない、昨日は長い動画を撮ったのだから、今日は双眼鏡で様…

今季の子育てにかける雄ワシの執念

朝8時、快晴の防風林です。 顔は見えませんが、巣にスッポリおさまり、尾の先を見せるのは雄です。 8時12分、雌が狩りから戻りますが、飛行シーンを撮っているとき、バッテリーが切れます。悪い予感がしました。 雌は、巣のある木にとまって、抱卵の交代を求…

早春の石狩河口を経由して防風林へ

久し振りに、雪融けの進んだ、早春の石狩河口に来ました。 釣り桟橋の対岸にアイ・シャドーの効いた、鋭い眼付きのオジロワシがいます。 ビューティーペアの片割れではないようです。 上流に目をやると、大量の水鳥が乱舞しています。 暖かくなって、南方か…

モエレ沼の近郊でオジロワシが子育てを始めるか

「鳥おっさん」のブログを見て驚きました。 https://blog.goo.ne.jp/matyagoo/e/b2f3442109d979d3ea6ce70143407bc1 何と、モエレ沼から見える原野の木に立派な巣があり、そこに2羽のオジロワシが立っているではありませんか。 2羽は、一二郎と春恵と呼ばれ、…

「緑の革命」家は転向した社会主義者だった

増田悦佐氏が、ドイツは「緑の自滅」路線を突っ走る、という大変興味深い記事を書いています。 https://agora-web.jp/archives/2055542.html その中で、ソ連・東欧圏が崩壊した際、 大陸ヨーロッパ諸国では社会民主主義左派から共産党系シンパの政治家たちの…

オジロワシの抱卵交代を撮影するため3時間粘る

3月14日、防風林の上空は雲一つない快晴で、無風。 陽光まぶしい+5℃の気温は、オジロワシには暑いらしく、抱卵する雌は、終始口を開いていました。 雌から雄への抱卵交代=シフト・チェンジは、時間がかかるうえに複雑です。 1.雄は狩りが下手なので、戻る…

防風林のオジロワシが新しい巣で抱卵開始

午前7時15分、防風林に到着し、新しい巣らしきものと本来の巣をチェックしますが、オジロワシの姿はありません。 ワシの帰りを待つとしたら新巣の近くがいいと判断し、農道を1周する途中、念のため、150m離れた地点から新巣を撮影すると、巣から羽根のような…

ウクライナ戦争の原因は脱炭素

キャノングローバル研究所の杉山大志氏が、ウクライナ戦争の原因を、Youtubeで極めて分かりやすく解説しています。 結論を言えば、バイデン政権に変わり、欧米のグリーンディール(脱炭素政策)が急速に進んだ結果、天然ガスを中心とするエネルギー分野での…

防風林のオジロワシが新しい巣に移転か?

家の周りの道路の雪がまだ幾分か硬い早朝に、オジロワシの抱卵を確認するため防風林にやって来ました。 しかし、巣は空です。 しばらく待つと、1羽のワシが防風林に戻り、別のワシと鳴き交す声が聞こえるものの、双眼鏡でいくら探しても姿は見えません。 防…

3月9日、オジロワシが防風林で交尾

住宅街の路上に残る厚さ50cmのズブズブ雪に、車輪が埋まって進退きわまる危険を犯し、オジロワシの抱卵を確認するため、防風林にやってきました。 快晴、温暖、無風、絶好の抱卵開始びよりですが、防風林の巣は空(から)でした。 ボオルのように深くくぼん…

3月7日の抱卵開始ならず

3月7日は、2020年と21年、過去2年の抱卵開始日です。 2019年以前はチェックしていないので、ことによると2019年もそうだったかも知れません。 念のため、昨日もチェックしましたが、防風林にオジロワシの姿はなく、空の巣だけで、映像になりませんでした。 …

雌のオジロワシが巣に敷く松葉を折る

今年は雪が深いため、巣に敷く柔らかい干し草が見つからなくて心配、と前回書きましたが、猛禽類の巣には、その昔、厠(かわや)に杉の葉が敷かれたように、ワラの代りに、しばしば針葉樹の葉が使われます。 本日(3月4日)、午前中の狩りから戻った雌のオジ…

防風林の奥にオジロワシの夫婦

3月3日の雛祭り、午後3時から3回目のワクチン接種を控え、その前後に防風林を回りましたが、ワシと会えたのは、接種の前だけでした。 巣にワシの姿はなく、双眼鏡でていねいに探すと、巣の北150mの木陰にそれらしき影。 カメラを通して見るとオジロワシです…

抱卵まじか、防風林のオジロワシ夫婦

3月に入り、さしもの雪も、この先は減少する一方です。 例年通りなら、1週間以内に抱卵が始まります。 前回、昼過ぎの巣が空だったので、午前中に防風林を回りました。 午前10時、巣はやはり空でした。 しかし、双眼鏡で探すと、巣から200m北の、小学校のす…