増田悦佐氏が、ドイツは「緑の自滅」路線を突っ走る、という大変興味深い記事を書いています。
https://agora-web.jp/archives/2055542.html
その中で、ソ連・東欧圏が崩壊した際、
大陸ヨーロッパ諸国では社会民主主義左派から共産党系シンパの政治家たちの中で、権力志向の強い人たちは一斉に「緑の革命」派に鞍替えしました。
と、ヨーロッパの環境運動家の素性を明らかにしています。
転向した理由は、
ソ連東欧圏の後ろ盾なしに先進国で社会主義革命や共産主義革命をやりおおせる見こみはほとんどないが、緑の革命なら権力を取れるかもしれないと思ったのでしょう。
と分析しています。
道理でロシアや中国を批判しない訳です。
そして、風力発電について、
「緑の革命」派の主張が悲劇的なのは、彼らが言うところの「再生可能エネルギー源」なるものは、投入されたエネルギー量を回収する見こみがほとんどないことです。
と述べ、
風車が擦り切れるまで稼働しても、製造に必要としたエネルギーを回収することはできない
という、ディクソンの説を引用しています。