3月14日、防風林の上空は雲一つない快晴で、無風。
陽光まぶしい+5℃の気温は、オジロワシには暑いらしく、抱卵する雌は、終始口を開いていました。
雌から雄への抱卵交代=シフト・チェンジは、時間がかかるうえに複雑です。
1.雄は狩りが下手なので、戻るまで何時間待たされるか見当がつきません。
2.雄が戻っても、シフト・チェンジは雌の気分次第で、1時間近く待たされることもあります。
基本的に、雌は雄を信頼していないので、空腹でなく、体力さえあれば、雄に抱卵を任せたくないようです。
そんな次第で、今回は撮影に3時間以上かかりました。
他方、雄から雌へのシフト・チェンジは単純です。
3.雄は、ほとんどいつも空腹なので、すぐに狩りに出たいと思っています。
4.雄の事情にお構いなく、雌は戻るとすぐ、雄を巣から追い出します。
基本的に、巣の主人公は雌だからです。