石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

オジロワシの抱卵交代を撮影するため3時間粘る

3月14日、防風林の上空は雲一つない快晴で、無風。

陽光まぶしい+5℃の気温は、オジロワシには暑いらしく、抱卵する雌は、終始口を開いていました。

雌から雄への抱卵交代=シフト・チェンジは、時間がかかるうえに複雑です。

1.雄は狩りが下手なので、戻るまで何時間待たされるか見当がつきません。

2.雄が戻っても、シフト・チェンジは雌の気分次第で、1時間近く待たされることもあります。

基本的に、雌は雄を信頼していないので、空腹でなく、体力さえあれば、雄に抱卵を任せたくないようです。

そんな次第で、今回は撮影に3時間以上かかりました。

他方、雄から雌へのシフト・チェンジは単純です。

3.雄は、ほとんどいつも空腹なので、すぐに狩りに出たいと思っています。

4.雄の事情にお構いなく、雌は戻るとすぐ、雄を巣から追い出します。

基本的に、巣の主人公は雌だからです。

https://www.youtube.com/watch?v=beb-E2HdjGY