午前7時15分、防風林に到着し、新しい巣らしきものと本来の巣をチェックしますが、オジロワシの姿はありません。
ワシの帰りを待つとしたら新巣の近くがいいと判断し、農道を1周する途中、念のため、150m離れた地点から新巣を撮影すると、巣から羽根のようなものが出ています。
胸が高鳴りました。抱卵です。しかも、新巣で。
抱卵の開始日は、3月11日から13日の間です。
新しい巣は、可愛い小鳥狙いのバーダーがウロウロする道路から20mしか離れていませんが、その一方で、巣の上に枝がほとんどなく、うるさいカラスの襲撃から、卵や雛を防衛するには有利かも知れません。
この巣は、2018年9月5日の台風21号で、それまでずっと使われてきた巣が破壊された結果、2019年の2~3月に作られたものの、余りにもバーダーから近いため使われずに、放棄されていたものと思われます。
今季は、バーダーの皆様のご協力をえて、4年振りに、何とか子育てに成功してもらいたいものです。