家の周りの道路の雪がまだ幾分か硬い早朝に、オジロワシの抱卵を確認するため防風林にやって来ました。
しかし、巣は空です。
しばらく待つと、1羽のワシが防風林に戻り、別のワシと鳴き交す声が聞こえるものの、双眼鏡でいくら探しても姿は見えません。
防風林の東側に回ったところ、道路から20m以内の至近距離で、しかも、可愛いい小鳥を狙う多くのバーダーから丸見えの木に、2羽のワシがとまっています。
撮影を始める直前に、2羽は交尾しました。
交尾のあと飛び立った雌は、何と、すぐ隣りにある新しい巣?に入るではありませんか。
そのとたん、肝心なときにカメラのバッテリーが切れてしまいます。
撮影を再開すると、雄が巣を防衛し、雌は巣の中で抱卵しているようです。
雄が飛び去ったあと、近くにいた数人のバーダーは、互いに写真の出来をチェックし始めました。
抱卵を確認するため、私は車から出て、巣を別の角度からチェックしますが、雌の姿は既にありませんでした。
バッテリー交換の間に、雌は飛び去ったようです。
実は、新しい巣のように見えるものに、雌ワシが入るのを、私はこれで2度見ています。
しかし、ここは土日になると大勢集まるバーダーから余りにも近く、しかも最近まで雪が載っていました。
これが、本当に新しい巣かどうかの結論は、雌ワシの産卵・抱卵を待つしかありません。