バーダーがたくさん集まる土曜日の昼下がり、甲高いワシの鳴き声が防風林に響き、オジロワシが巣に飛来しました。
https://www.youtube.com/watch?v=qfX21UVuTMg
撮影を開始すると間もなくワシは飛び去り、戻ってきません。
念のため、小学校側へと回り、西側から防風林を探すと、巣の近くに、昨年と同じ雌がとまっています。
雌はすぐに飛び立って100mほど離れた古巣のある木にとまりました。
実は、雌はバーダーが近くをうろうろ歩き回る今の巣より、古巣を好んでいます。
雄の選んだ今の巣は、バーダーとの距離が近いせいか、カラスの害が少ないようです。
雌は、一瞬、古巣に入るか?と思われましたが、さらに飛んで、現在の巣に入り、遅れて、わずかな巣材を掴んだ雄が巣に入りました。
新巣は、小学校側からは見にくいので、もとの場所に戻ります。
雄も昨年と同じでした。
2羽とも年を取って、こころなしか白さを増したように思われます。
何事もなければ、3月初旬には抱卵が開始されるでしょう。