石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

芦原で水鳥を食う若いオジロワシ

ようやく若葉が伸びてきた石狩河口の芦原に、久し振りにチュウヒを見に来て、偶然、若いオジロワシの食餌の場面と遭遇しました。 1000m近く離れた対岸の、しかも芦原の中の出来事であり、何を食べているか、家に戻って編集するまでわかりませんでした。 魚で…

ルーマニアのゴールデン・イーグルは母子家庭

ルーマニアのイヌワシ(ゴールデン・イーグル)の巣にカメラが設置されたのは、最近のようです。 このサイトでは、5月24日から配信が始まり、この動画で10本目となります。 初回の動画の説明によると、雛が孵化したのは5月の初めです。 両親は6年目のペアだ…

巨大なミズハタネズミがよく見える動画

この動画は、これまで見た動画の中でも、巨大なヨーロッパ・ミズハタネズミの全体像がよく見えるものです。 もう1点、4分後、ネズミを食べ終えた雌が巣に戻ってきますが、その口には小さな枝が1本くわえられています。これは、雌のいつもの行動です。 猛禽…

ワクチン接種を2カ月も遅らせたのは野党とマスコミ

ワクチン接種を2カ月も遅らせたのは、やはり野党の仕業だったのですね。 そして、今頃になって、ワクチン接種が遅いのは、政府の責任とは。 www.sankei.com そんな野党が、ワクチン承認を早めようとした政府に、 医師資格を持つ立民の中島克仁氏は、海外の治…

東京オリンピックに関する年初の予想は大外れ

岡本裕明氏が、年初に書かれた2021年の10大予想を読んで、とても感心したことを覚えています。それは10番目の、オリンピックに関する予想で、 10 オリンピック、開催されれば日本はメダルラッシュで過去最高へ 21年、オリンピックが本当に開催されれば、コロ…

ゴルフ・クラブのミニチュア

ごく最近、とあるショップでゴルフ・クラブのミニチュアを買いました。 見た瞬間、ピンと来て、ひとめ惚れで、買ってしまいました。ずーっと、こんなクラブが欲しくて、無意識に探していたのだと思います。 1.本物の半分の長さなので、室内でも問題なく振…

カスケーズの「悲しき雨音」

また、カスケーズの「悲しき雨音」の季節がやって参りました。 私がいいなぁ、懐かしいなぁ、と思うのは、たいてい短調の、悲しい失恋の曲です。 去年も、同じことを書いたような気がします。 www.youtube.com 先日、スーパーで買い物をしているとき、バック…

巨大なミズハタネズミを受け取るアシナガワシの雌

小型のイヌワシに属するアシナガワシの主食はネズミです。 Water Vole 和名ミズハタネズミもよく登場しますが、大きいものでも、たいていは1秒で丸呑みします。 今回のミズハタネズミは特別大きく、丸吞みできないため、雌は餌をつかんで巣から飛び立ちまし…

ゴルフ・クラブの重さ

ゴルフの練習場で、100個のボールを1時間くらいかけて打つと、結構よい運動となります。腕や腰に疲労が残り、2日連続して練習場に通うのは、かなりハードです。 時々、庭でクラブを振りますが、その精神は、野球や剣道の鍛錬のために、バットや木刀をひたむ…

山法師の小さい花が少し白くなってきました

願わくは 山法師咲く 夏死なん エゾセンニュウの 声を聞きつつ こういう歌の似合う季節が、また、巡(めぐ)ってきました。 我が家の山法師も、二階の窓から見下ろすと、小さな十字の花弁が少し白みを帯びてきました。 これから6月半ばまで、花は10倍近く大…

南幌町の水田で2羽のタンチョウヅルを見る

早朝に家を出発。夕張市の端しにある実家の片付けと、周辺の草刈りに行ってきました。 雪が消えてから、これで3回目です。 人口が激減し、草刈りをする人がいなくなったため、山の方から笹が侵略。子供のころ遊んだ草地が、30年以上前に消滅しました。 笹を…

今年、前半の自己評価

令和3年の元旦、5つの目標を明示しました。 まだ5月下旬ですが、この時点で一度、振り返ってみたいと思います。 人生を振り返るのは、いつでもかまわないと思います。 1.「日本教」あるいは「宗教の起源」に関する宗教書を完成する。 2.ゴルフの100切り…

猛禽類の恐るべき消化能力

生化学の黎明期にあたる1752年、トビを使った有名な実験が行われました。 R.A.F.deレオミュールは、金属製の籠に肉片や骨片をいれてトビに飲みこませ,破砕作用がなくても消化が起こることを実証した(1752) と、平凡社世界百科事典に書かれています。 その…

両翼に欠損をもつ新顔のチュウヒ

昨日、チュウヒが消えたことを確認するため、快晴微風の石狩川河川敷に行ってきました。 先日まで、つがいのチュウヒが縄張りを主張していたブッシュの上空をトビが侵犯したとき、ふらふらと1羽のチュウヒが飛び立ちました。 両翼に欠損のある、雌雄不明の、…

オジロワシの雛は鳥インフルエンザに罹患していた

エストニアの巣から回収された2羽のオジロワシの遺体から、鳥インフルエンザ(H5N1)のウイルスが検出されました。 事前の説明でも、巣の近くで鳥の死体が多く発見されており、鳥インフルエンザの可能性は示唆されていましたが、そのことが検査で確認されたと…

白頭ワシの餌としてタカの雛がまた1羽犠牲となる

タカの雛が犠牲となった、先日の映像が、数日遅れて、別のサイトでも取り上げられたのか、と思いましたが、よく見ると、真新しい映像でした。 アイオワ州Decorahの北巣に、またしても、可愛いい生きたタカの雛が餌として運び込まれたのです。 これで3羽目で…

チュウヒの消えた河川敷にノスリ現る

快晴微風の石狩川河川敷に、チュウヒを求めてやって来ました。 青空の下に、まだ雪をかむった、積丹岳や札幌岳の美しい姿がクッキリ見えます。 しかし、案の定、いくら待ってもチュウヒは現れません。 ついに、雄も、姿を消したようです。 昨日までチュウヒ…

Decorah北巣で2カ月遅れの兄弟誕生か?

久し振りにDecorah北巣の様子を見て、驚きました。 ほぼ2カ月遅れで、真っ白の産毛に被われた雛の誕生か、と思わせる映像です。 先に産まれた大きな兄弟たちのイジメから、白頭ワシの雄が、この雛を守り、胸の下に抱擁するのですから、そう誤解するのも無理…

最低賃金を早期に時給1000円以上に引き上げる

昨日のNHKニュースによると、 総理大臣官邸で開かれた経済財政諮問会議で、菅総理大臣は「新型コロナの中で、ことしも賃上げ率は2%近くを保っているが、わが国の労働分配率は長年にわたり低下傾向にあり、平均賃金は主要国と比べて低い水準にとどまっている…

雄を残し、姿を消した雌のチュウヒ

今日も、雄のチュウヒは、石狩川の河川敷を飛行しました。 しかし、2羽いたはずの、雌の姿がありません。 頭から背中にかけて、きわめて白い、雌のチュウヒが現れたときも、ユニークな模様をもつ、謎のチュウヒが現れたときも、雌のチュウヒは姿を見せません…

2021年はオジロワシの雛の受難の年

先日、ラトビアのオジロワシの雛2羽が餓死したのに続き、同じバルト三国のリトアニアでも、ラトビアよりも大きく育っていたオジロワシの雛2羽が、相次いで死にました。 死因については、死肉食による鳥インフルエンザやその他の病気について言及されています…

謎の猛禽類はユニークな模様のチュウヒだった

昨年の5月17日、石狩川の河川敷で、謎の猛禽類と遭遇しました。 下は、その動画です。 www.youtube.com 本日、快晴の石狩川でその正体が、ほぼ解明されました。 翼の先端は黒く、その内側に鮮やかな白い帯があり、褐色の部分を隔てて、その内側にも白い模様…

病院をコロナ患者に開放するための緊急事態宣言を

インドの100分の1のコロナ患者で医療崩壊とは、日本の恥辱です。 コロナ危機に何の貢献もしない医療関係者に、なぜ最優先でワクチンを接種したのか。 病院に見捨てられたコロナ患者は、医療設備のない自宅でバタバタと死に、病院は、熱のない元気な人だけが…

黄砂に霞む石狩川のチュウヒに危機迫る

風は弱まったものの、予報通り空は濃い黄砂に被われ、昔のロンドンのスモッグのようです。 何千年もの間、大量の黄砂を、世界の空と海にまき散らしているのに、ゴビ砂漠の砂が消えて無くならないのは、とても不思議です。 そんな中、石狩川のチュウヒの縄張…

密かに戻っていたチュウヒの餌渡し

風は強かったものの、晴天の戻った連休明け、念のため、石狩川のチュウヒを見に出かけました。 案の定、河口の芦原では、いくら待ってもチュウヒは姿を見せませんでした。 4月中、雌の鳴き声が聞こえ、スカイダンスが見られた場所も、チュウヒの気配はなく、…

チュウヒが非生産的な一夫多妻制をとるわけ

ゾウアザラシやオットセイの一夫多妻制と異なり、チュウヒの一夫多妻制は、どう見ても非生産的です。 なぜなら、複数の雌と産まれてくる多数の雛に、新鮮な獲物を休みなく運ぶのは、すべて雄の仕事だからです。 種付けをするだけで、子育てはすべて雌にまか…

尾割れでチュウヒの雌雄を識別する

ハイイロチュウヒや大陸型チュウヒと違い、普通型のチュウヒでは、個体で見る限り、雌雄差がほとんどありません。 長い観察の結果、普通型チュウヒの雌雄の判別法を解明しました。 中でも最も興味深い発見は、雌の尾割れです。 恐らく、若い雌にはないでしょ…