久し振りにDecorah北巣の様子を見て、驚きました。
ほぼ2カ月遅れで、真っ白の産毛に被われた雛の誕生か、と思わせる映像です。
先に産まれた大きな兄弟たちのイジメから、白頭ワシの雄が、この雛を守り、胸の下に抱擁するのですから、そう誤解するのも無理はありません。
しかし、この雛は、白頭ワシではなくタカの雛で、雌ワシが餌として運んできたものだったのです。
一緒に運ばれてきたもう1羽の雛は、既に死んでいたため、すぐに食べられてしまいます。
自然の掟は厳しく守られます。
タカの雛は、雄々しく、また凛々しく戦いますが、奮戦も空しく、ついに力尽き、大きな雛の胃におさまりました。