快晴微風の石狩川河川敷に、チュウヒを求めてやって来ました。
青空の下に、まだ雪をかむった、積丹岳や札幌岳の美しい姿がクッキリ見えます。
しかし、案の定、いくら待ってもチュウヒは現れません。
ついに、雄も、姿を消したようです。
昨日までチュウヒの縄張だった芦原では、トビの若鳥が自由に遊んでいます。
その芦原から、突然、ノスリが飛び出し、近くの電柱にとまりました。
しかし、そのノスリも、堤防を走る自転車に驚いて、飛び去りました。
今年の石狩川下流域は、チュウヒの子育てには、極めて厳しい環境でした。
1.雪が多かったため、芦原の芦が完全に倒された。
2.岸に近い芦は、流氷によって、きれいに刈り取られた。
3.芦原には、巣を作る場所も、身を隠す場所もない。
今年ほど芦のない芦原を見るのは初めてです。