石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

雛の誕生後もつづくオジロワシ夫婦の不協和音

4月14日、モエレの雛が孵化し、午前8時台、雌親による雛への給餌が確認されました。

やはり、モエレの抱卵開始は防風林より早かったようです。

給餌された獲物はかなりの大物でしたが、逆光のため、あまりに画質が悪く、夕方、再度出直しました。 

https://www.youtube.com/watch?v=2zgCp137fWw

午後5時台。夕日を浴びる巣には雌親、雄は止まり木にいます。

雄が飛び立ち、10分後、両足に枯草をつかんで巣に戻りました。

雄は貯食に近づき、引き出します。

大きな鳥類の肉です。

朝、雛に給餌した獲物と同じでしょうか。

黄色いくちばしと緑の頭が見え、雄のマガモのようです。

雄ワシは、またしても、貯食を食べ始めます。 自分にも雛への給餌をさせろ、と言わんばかりに。

そして肉を左足につかむと、あろうことか、巣から持ち出します。

この不協和音は、度を超えて異常です。

モエレの子育ては大丈夫でしょうか。

そして、カモが鳥インフルエンザに罹っていないことを切に祈るばかりです。