石狩のワシ派、タカ派

札幌と石狩川流域の猛禽類の狩りと子育てを動画で記録します。

雛の貯食を食う雄親の悪癖

5日振りに見る防風林の雛は、見違えるほど、黒く大きく成長していました。

午前6時、防風林に着くと、ヤチダモの複葉が伸び、巣に適度な日陰ができています。

ただし、曇りなら問題ありませんが、陽が射すと、強い影ができ、撮影が困難となります。 

https://www.youtube.com/watch?v=i5YDM4pQB5Q

6時05分、気がつくと雛が巣に独りぼっちです。大きくなったとはいえ、独りで身を守るのはまだ無理です。

12分後の6時17分に雄は巣に戻りました。雄は、近くにいたのかも知れませんが、冷や冷やします。

7時ちょうど。近くで鳴いていたカッコウが眼の前を飛び、30m離れた木にとまりました。カメラをはずし、後部座席のスモーク・ガラス越しに、手持ち撮影しました。

7時40分。雛が餌を求めるので、雄親が鯛かキンキのような赤い魚を引き出し、給餌を始めますが、給餌らしい給餌は最初の2口だけ。

雛を無視して貯食を食う、雄の悪癖が出ました。

雌が戻っていないか、周りをキョロキョロ見るので、悪いことだと本能的に理解しているようです。

8時02分にも、雛を置いて、2分間巣を空けました。

今日は、雄の悪いところばかり目立ちました。

9時30分まで待ちましたが、雌は戻りませんでした。