オジロワシの雄が、鮭のような大きな魚の半身を、雛とその母親の待つ巣に運びました。
当たり前のことのようですが、防風林の巣で、このような美しいシーンを見るのは、初めての経験です。
https://www.youtube.com/watch?v=T6dWoIZxeXk
雛が孵化する前、雄は2回、巣に餌を運びましたが、孵化してからは、これが初めてではないかと思います。
（巣に設置されたカメラで観察している訳ではないので確証はありませんが）
孵化後の子育てを観察して、不安材料が2点あります。
１．雛を抱くのが雌ばかりで、狩りの上手な雌が、餌獲りに参加していないこと。
２．雛が孵化してから雄の餌運びが無く、雛に給餌する貯食が、前日の昼に尽きたこと。
つまり、狩りの能力に不安のある雄ワシに、食料の確保を全面的に依存して大丈夫か、という不安です。
今朝の快挙で、今回は安堵しましたが、不安が完全に消えたわけではありません。
